見出し画像

加賀藩大槻伝蔵、前田土佐守御家騒動実録講談肉筆墨書和本古書……

 先日、今書いている作品の資料として戦国時代から江戸時代初期の加賀藩の「武家の献立」を調べていたら、「加賀藩 舟木何某」の料理の献立の古文書の直筆の写し本が、検索で出て来た。

「加賀藩の舟木さん、加賀の料理について詳しい人なんだな。ふーん」と、大して気にとめなかった。

 その前に、ヤフオクで加賀藩の古文書が2冊で2500円だったので、内容も「お家騒動」のものだったので、つい落札した。

 昨夜、Azmazon Prime Videoで、たまたま上戸彩主演の「武士の献立」を見た。そしたら、準主役の料理番の武士の名前が「舟木伝内」。これが、横糸。縦糸は「大槻伝衛門加賀お家騒動」。この縦糸と横糸で映画が構築されていた。

 以前、知人に、「そういうことが蜻蛉さんには、よくありますね」と言われたことが、今夜も起きてしまった。前回の「日日是好日」の時と似たようなことが起きて、ハッとした。本当にそうなのかな、と。だから、どうだとうことはないのですが。どうにか、なるのかな。

 冷静に考えれば、それくらいに加賀藩にまつわる事物に衆目が集まっていると言うことの証なのだろう。どうも、私の時代を読む第六感は、楽観的みても、間違っていないようだ。

 問題は「衆目」を自分の作品の方に集める力があるかないかなのだが、どうもそれに関しては、悲観的になってしまう。

創作活動が円滑になるように、取材費をサポートしていただければ、幸いです。