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M.Kageisi-とある旅行記-

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#夢日記

とある旅行記3 鉄錆の下風魚町

とある町を通過した。
過去に漁業で栄えた町は、その多くが衰退していた。
潮風の影響でトタンは錆び、あちらこちらが赤錆に塗れていた。
公民館と思しき建物も荒れ果てて立ち入り禁止のロープが張ってある。
今は工業地帯として生命線を繋ぐその町は、もう余裕の無さが見えていた。
人が住んでいる気配は無さそうだが、幼稚園だかはやっているらしく子供が遊んでいる。
ただの通過点として通り過ぎるバスに乗り、自分はそれ
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とある旅行記2 赤が灯す楼の村

とある集落にたどり着いた。
そこは山の中に高床式の木造二階建ての大きな四角形の建物が一つだけ建っている。
建物の至るところに赤色の装飾がある。
真ん中は吹き抜けのような構造で、部屋が沢山あり、マンションのようだ。
何処かの国に似たものがあるらしいが、ここは他者に寛容なようだ。

ここの収入源の多くが旅行客の受け入れだ。
木々に囲まれているこの集落は、外界から遮断され、大自然の中で安らぎを得ることが
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とある旅行記1 青の光と海の街

とある街に訪れた。
その街は海沿いの崖に発展している街だ。
坂道が多い故、交通の便が良いとは言い難いが、
景色の良さと良好な気候の影響で高級住宅地となっている。
この街の象徴となっているのは、あちこちにある公園だ。
噴水と潮風が彩る晴れやかな公園。
しかしその公園の本質はそこではない。

夜になると海風は陸風に、
噴水には青く柔らかな光が蛍のように灯る。
人によっては満天の星空に見えるかもしれない
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