とある旅行記3 鉄錆の下風魚町 1 M.カゲイシ 2021年3月20日 23:52 とある町を通過した。過去に漁業で栄えた町は、その多くが衰退していた。潮風の影響でトタンは錆び、あちらこちらが赤錆に塗れていた。公民館と思しき建物も荒れ果てて立ち入り禁止のロープが張ってある。今は工業地帯として生命線を繋ぐその町は、もう余裕の無さが見えていた。人が住んでいる気配は無さそうだが、幼稚園だかはやっているらしく子供が遊んでいる。ただの通過点として通り過ぎるバスに乗り、自分はそれを見つめるだけであった。 #音楽 #DTM #夢日記 #とある旅行記 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート