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自分を殺すために自分を生かす

 家出しました。

 もう一度言います。
 家出しました。

 今、東京行きの夜行バスの中です。
 暇すぎてnote書いてます。

 今まであったこととか今の心境とかをつらつらと書いてみようと思います。

 まず、タイトルが物騒ですみません。
 でもそのくらいの覚悟です。

 家族から逃げるという形で離れるということは、今まで家族にしてきたことが間違いだったと認めることです。

 でも、もう弱りに弱ってしまった僕は、有識者の目から見ても限界の状態で、切迫した状態でした。

 今にも肉体を殺してしまいそうな希死念慮は間違いなく家族のせいです。

 勉強して良い成績をとらなければ、学校に通って進級しなければ、家族みんなの機嫌をとらなければ、お母さんのメンタルケアをしなければ、弟のストレス発散道具にならなければ、お父さんの理想実現の駒にならなければ。

 居場所がないのに、吸い尽くされるのを待つだけなのに、懸命に息を吸う場所を確保しようともがいていた自分を殺して、僕は僕のままでいられる場所で生きることを決めた。

 僕のことをわかってくれて、「来ていいよ」って言ってくれた人たちがいます。

 Twitterで知り合った虐待サバイバーの方々です。

 現実では誰もわかってくれなくて、何をやろうとしても「まだ早い」「ダメだ」と意味する感情を投げつけられた中で、泣きながら苦しさを訴えた僕を救おうとしてくれる人がいる。

 それだけでもう、この人生充分です。

 今までで1番心が生き生きとして、ワクワクしています。

 緊張はするけど不思議と怖くはなくて、ただただ一緒に生活するのが楽しみです。

 もちろん、それなりに利益の還元はせねば、ですがね。働かずに食う飯で生かしてもらうのは自分で自分が許せないんでね。

 んで、この家出の面白いところは親が認めてるってところですね。
 思ってること全部ぶちまけるの巻(n回目)を経て、引き止めるのを諦めさせるのに成功させた上に、駅まで送らせてバス停探しまで付き合わせ、途中まで荷物を持ってもらうという(最後の2つは自主的にやってた。逆に面倒だったのはここだけの話)。

 いやあ、毒親と言えど十人十色っすね。

 子どもに死にたくさせる親なんて毒親です。
 なんか、そうらしいです。


 とにもかくにも、夢に見た関東移住も達成できるかもしれない。

 それもワクワク要素の一つですね。


 お腹空いたなー(水しか持ってきてない&夕飯食ってない)。

 最近太ったし、まあいっか。
 会食恐怖症&潔癖症(片付けはできないタイプ)にはバス食いはきつい。
 バスは食わないよ。
 バスの中で食べるっていうのね。

 そして、発見があった!
 自分の手が怖くない!!!
 今まで自分のでも手が触れるの怖かったのに!

 しかも自分同士で握手すると脱力発作が緩和する!これはすごいぞ。今までは頓服飲まないとダメだったのに。
 自己受容が進んだのかね?
 いずれにせよ僥倖っぽくてうれしです。


 そう言えば、医療保護入院してた期間あるんだけど、日記つけてたから打ち込んで投稿しようと思ってたんだった。
 しばしお待ちを。


 最初と最後でだいぶテンション違うけど、許してくださいまし。
 日付も跨いだことですしこの辺で終わりにしときます。

 以上、家族に尽くしてた自分を殺した報告でした!


 ここまで読んでくれた方、すーぱーさんきゅー!