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フリーランスになる前に見直しておきたい「お金の支出」の話

こんにちは!MVを作っている動画クリエイター兼イラストレーターの
無印かげひと(@kage86kagen)です。

今回は、「フリーランスになる前に見直しておきたい「お金の支出」の話」について紹介します。

会社を退職後にフリーランスに転身、または卒業後にフリーランスとして働く場合、フリーランス転身直後は自分が満足する収入をすぐに得る事はかなり難しいです。

すぐにお金がは得られないものの、収入が増えるまでの間のお金を守る手段の一つとして、「支出を抑える」という方法があります。
今回はそんなお話になります。

この記事では、以下について解説しています。
●退職後、多くの方が迎えるであろう「収入減」、または「無収入」期間を耐えるために見直しておきたい「支出」のこと
●比較的見直しがしやすいお金の項目
●食費と娯楽費については、減らし過ぎはかえって厳禁

特に、会社を退職→フリーランスを目指そうとしている方向けの記事になります。


退職後に訪れる「収入減」or「無収入」の期間

会社を退職してフリーランスに転身する場合、大抵の方は前の勤務先よりも収入が減ったり、あるいはまったくの無収入の期間を迎える方が多いと思われます。というよりは、おそらくほとんどの方がこうなるのではないでしょうか?

フリーランスになって自由な時間が増えたけど、収入が無くて生活できない!」といった事を防ぐためには、フリーランスになる前に「今後のお金」について考える、対策する必要があります。
そうでないと、仕事をする以前にご飯すら食べることできなくなり、日常生活を送る事すらままなりません…。

退職後すぐに別の会社に転職する場合は、転職直後は多少収入が減ることはあるものの、毎月定期的にもらえる収入自体は途切れる事がありませんので、お金の面に関しては精神的に超安心です。

しかし、例えば作者のように「退職→フリーランスの流れを歩まれる場合、加えて転身先の職業において「コネ無し、ツテ無し」で新たに仕事を始めていく場合だと、仕事が軌道に乗るまでは「収入減」、「無収入」で数ヶ月~1年を過ごすことになる方がかなり多いと思われます。
(※実際作者の場合、完全に無収入は無かったものの、月数万円収入の日々が数ヶ月続きましたので、その間は退職金を崩して細々と生活していました)


退職→フリーランスへ転身を考えている方は、すぐにフリーランスになろうとはせず、まずは下記事項について想像をした上で、お金に関して対策を立てておく必要があります。

  • 今現在の貯蓄だと、何ヶ月間無収入でも生きていけるのだろうか?

  • 退職後、最短でいつ仕事が来て、いくら収入が貰えるのだろうか?

こういった事をあらかじめ想像しておくことにより、フリーランス転身後における活動、安心感、もしものための対応速度が異ります。
何事においても、入念な準備は自分の身を守ることになるんですね。


まずは「支出を抑える」ことを考えよう

フリーランス転身後は、なるべく早く収入先を探し、なるべく早くお金を得ようと行動する方が多いです。
SNS上で営業をしたり、クラウドソーシングサイトに登録したり、イラストレーターといった道を歩まれる方であれば、出版社に自分のポートフォリオを送付したりなど...。

もちろんこれらは必要な行動ではあるのですが、それと同時に「今現在の自分の支出を抑える方法」も考えるべきだと思います。
可能であれば、これはフリーランスになる前に考えておきたい事項です。

支出を抑える」というのは、収入減、無収入期間に限らない話なのですが、いくら収入が増えたとしても自分のお財布からお金がたくさん出ていく状況のままだと、自由に使えるお金や貯蓄が全然できなかったりします。

実際に例として数字で表してみると、
月20万円の手取りに対し、月の支出が計15万円だった場合、差し引くと「5万円」が自由に使うことができるお金です。
対して、月20万円の手取りに対し、月の支出が計18万円だった場合、差し引くと「2万円」しか手元に残りません。

この場合の支出は「生活費」のみのつもりで記載したのですが、5万円浮けばある程度の娯楽を楽しめたり、貯蓄に回すことが可能です。急な出費にも対応できると思われます。

対して後者だった場合、月に2万円しか自由に使うお金がありません。この場合ですと、大抵の方は貯蓄せずに娯楽や急な出費で使用する事が多く、一向に貯蓄ができなくなります。
(目先の贅沢に飛びつきたくなるのが人間の性)

こうして考えると、支出を抑える事は「自由に使えるお金の額が増える、お金が貯まりやすくなる」ことにも繋がり、フリーランスとして活動していく上で非常に大切な事です。


支出を見直しやすい項目

では、お金のどの項目が支出を抑えやすいのでしょうか
比較的すぐに簡単に実践できる、支出の抑制の効果が出やすい項目の例を一覧にしてみましたので、ぜひご参考ください!

●支出を見直しやすいお金の項目
・保険料(民間)
・公共料金(電気、ガス、水道)
・スマホやネットの通信料金
・車の維持費

・保険料(民間の保険)

保険料は、最も支出を抑えやすいお金の項目の一つです。
実際、ネットで「お金 支出 抑える」などといったワードで検索をかけると、「保険料を見直せ!」という記事がわんさか出てくるのですが、それぐらい支出を見直しやすい、いや、見直すべき項目です。
別の言い方をすると、「保険に対して無駄にお金を払っている可能性があるので、ここを見直すだけでも支出の抑制の効果が大きい」場合があります。

民間の保険に加入する際、保険屋さんがいろいろ説明してくれると思うのですが、その意見を疑いもせずに鵜吞みにしてしまうと、「自分に不必要な保険」内容を押し付けられていることに気づかず、「まあ、とにかく保険に入っておけば何かあった時安心だよね」となあなあに契約しがちです。

特に、新卒入社、社会人成り立ての方の場合だと、保険に関しての知識を備えている方はあまり多くないため、悪い言い方をすると保険屋のカモになりやすいです。

また、必要な保障内容は人それぞれ異なります。家族がいるか、または独身かどうかによって大きく異なってきますので、今自分に必要な保障内容を精査した上で保険に加入するようにしましょう。

保険についての話をするとかなり長くなってしまうので、詳しい話はネットで調べてみてください。

ちなみに、万が一ケガなどをした場合、内容によっては私たちが支払っている「年金」から支払ってもらうこともできます。

●障害基礎年金の受給要件・支給開始時期・計算方法支給要件
国民年金に加入している間に、障害の原因となった病気やケガについて初めて医師または歯科医師の診療を受けた日(これを「初診日」といいます。)があること。https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/shougainenkin/jukyu-yoken/20150514.html

引用:日本年金機構

・公共料金(電気、ガス、水で追う)

これはよく聞くと思いますが、電気、ガス、水道などにおいても、支出を抑える事ができます。他の項目よりも目に見えての効果は小さいものの、「ちりつも」ですのでこの項目も見直していきましょう。

電気はつけっぱなしにしない、お湯を出しっぱなしにしない、水を出しっぱなしにしない風呂水を洗濯に使うなどなど、日々の生活に支障が出ない程度に節約していき、自分の財布から出ていくお金を減らしていきましょう!

・通信料金

毎月のスマホ代や、家で使用しているWi-Fiのプランについても、支出を抑えることができる、見直しがしやすい項目の一つです。
格安スマホに切り替えたり、Wi-Fiプランを見直すという方法が削減の効果が見えやすいですが、自身が毎月毎年支払っている「サブスク契約」も見直すことが重要です。

契約しているサブスクは頻繁に利用しているのか?本当に自分に必要なのか?こういった自問自答をしながら、解約できるものは解約していきましょう。

・車の維持費用

自家用車は持っているものの、普段からあまり運転していないよという方は、思い切って自家用車を手放すという方法もあります。
車1台を所有しているだけで、毎月のガソリン代、車検代、自動車税、その他諸々の費用が重くのしかかるためです。

田舎暮らしなどの場合は生活必需品ですが、車をあまり使用していない方、都会暮らしの方、車を用いらなくても出社や買い物が事足りるといった方は、一度検討をしてみてください。

もし、車などの交通手段が必要になった場合は、公共機関を使う必要の都度レンタカーを借りるなどの方法をとった方が、結果的にかなり支出を抑える事ができます。


無理に削ると心身にきたす支出もある

ここまではお金の支出について抑えるべきとお伝えしましたが、中には支出をあまり削り過ぎない方がいいお金の項目もあります。

それは、「食費」と「娯楽費」です。

とくに食費に関しては、生きていくことに直結することなので、過度な節約でお腹を空かすことがあってはなりません。体に不調があっては、フリーランスとして活動する以前の問題です。

ただし、「毎日外食してます!」という方は見直していきましょう。外食1回のお金は結構バカにならない金額で、知らず知らずのうちにかなりのお金を費やしている人もあります

自炊の方が食費を抑える事ができるのですが、「自炊が面倒くさい…」とう場合は、外食の回数を減らすだけでも効果はあります。


また、娯楽費についても削り過ぎるのは厳禁です。

ただでさえ、フリーランス転身後は収入がままならず、支出を抑えてカツカツ生活をしているのに、その上趣味のお金も節約していてはストレスがガンガン溜まっていきます。
これが続くと、いつかは「支出抑制のリバウンド」がやってきて金遣いが荒くなったり、「趣味を我慢しなきゃ…」という気持ちが心身を壊してしまうことさえあります

使い過ぎはもちろんよくないですが、かといって娯楽費の支出をとことん詰める必要もかえって毒です。ほどよくお金を使用していきましょう。


まとめ

会社を退職→フリーランス転身直後は、大抵の方は収入減または無収入期間を迎える事になり、人によるが数ヶ月~1年ほどは覚悟しておくべき

●収入を増やしていくのも大事だが、まずは「支出を抑える事」を考えよう。支出を抑える事で自由に使えるお金の額が増え、将来に備えて貯蓄を進める事も出来る

●支出を見直しやすいお金の項目(例)
・保険料(民間)
・公共料金(電気、ガス、水道)
・スマホやネットの通信料金
・車の維持費

●あまり支出を抑え過ぎない方がいいお金の項目
・食費(命に係わる)
・娯楽(精神に関わる)


最後までご覧いただきありがとうございました!

それでは!


●参考図書
私がフリーランスになる前に読んでおいてよかった「お金に関連する話が載っている書籍」を紹介します。

●参考サイト

↑こちらのサイトは、お金に関するありとあらゆる事を公開してくださっているので、こちらを読むだけでも「お金について」、「マネーリテラシー」を学ぶことができます。


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