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あと一年の猶予

 ご無沙汰です。不定期とは書いたけど、こんなに期間が空いたのは初めて。少し余裕があったので書くことにする。前回から大体三ヶ月くらい経って、春休みの暮れにかけたパーマがとれかけている。元々の髪質よりも断然ボリューム出てくれるし、普段作れない髪型が簡単に作れたしもうパーマ最高。またかけたい。だが一回かけるだけで諭吉が一枚飛んでいくのが痛い。髪にダメージかかって髪乾かす時めっちゃ痛い。でもかけたい。

 なんだか二年生になってから、一年の時よりも忙しく過ごしているような。パーマかけたくらいの頃に「授業の受け方とか、勉強のサイクルとか、施設とか覚えて大学に慣れたことだし、二年からは楽だろ」と余裕ぶっこいでた自分を地球上の誰よりも、もの凄ーーーーーく恨んでいる。

 とはいえ、自分の興味に応えてくれる授業を受けられて、なるべくラッシュに被らないように時間調整して、しかも今年は一限に必修が無くて、バイトを週二にしてから以前より自由に使えるお金が増えて、新しく創設されたサークル入って横の繋がりを広げられて、二年生楽しいなあって一応思ってはいるのだ。

 そう思うんだけど課題の負担が結構大きかったり、授業があまりにも理不尽だったり、バイトで悩まされたり、いろんな欲望が膨れ上がったりなんだりでnoteに回す時間は皆無に(優先順位が低いのもあるけど)。好きに選択しておいて文句垂れるつもりはないが、大学生ってこんなもんか、と今は諦めに近い状態でいる。とは言っても極めてポジティブなのだ。

 大学生になってから高校生の頃に抱えていた、常日頃悲観的で意地を張ってた性格を改善できた。一部分に固執せず全体像を捉えられるようになり、物事を俯瞰することに違和感がなくなって、格段と心が軽くなった気がした。そこから今まで、ポジティブ期の真っ最中。勿論僕も人間なので気分の浮き沈みは多少なりともあるが、それが何日も何週間も長引くほど鬱々とはしていない。

 一年生の時は勉強で揉まれた環境から卒業し、晴れて大学生になれた嬉しさが強く、それで辛さとか負の感情を無意識に相殺できていた。今は大学に慣れて刺激が相対的に減ったことで、その分無視できていたものが浮き彫りになっているだけだと思ってる。その楽しさだけに甘えて過ごしていては降りかかる困難も振り払えず、押し負けて挫折してしまうだろうから、苦しさも時には薬になるのだと信じることにした。いつだったか誰かが言っていた、「安住の地なんてない」という言葉がとても胸に響いている。

 楽しさも苦しさもより身近に感じられるようになって、ようやく地に足が着いてきた気がする。相変わらず長期休み以外では思う存分遊べないし、就活が現実味を帯び始めて綺麗事だけでは生きられないような、一方通行の階段を上っている実感がある。まだ好き勝手やって過ごす猶予を大事にしつつ、着実に階段を上っていく準備は怠らずにしなければ、と身を引き締めていきたい。あと一年くらいの時間で、果たしてどこまでやれるか。

 長くなったけど要は、今の生活が充実そのものであり、そんな恵まれた環境の中で生きていることが、今しか感じられない至福なんだと思った。

 ここまでで1,314字か。課題のレポートもこれくらいすらすらと書きたいものだ。常体で書いたのはそういう気分だったからで、特に意味はない。次は夏休み頃かな。では。