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我が子のことを褒めれない、認めれない。本当の理由。

子育ての中で
『子どもの良いところや
出来たところを認めましょう』と、ありますね。

長男が通ってた幼稚園の方針でもありました。
理解して入園したものの
全く、長男の良い所が見えなくて
苦痛な日々を送っていました。

担任に相談したけれど、ありがたい事に

「長男くんは〇〇だったり、▲▲だったり、良いところがとても沢山ありますよ!良いところを沢山見てあげてください!!」とは言ってくれるのですが、

「良いところ、わかってるけどできない。
こんな私は母親失格だ...」と、落ち込んでいました。




私はただただなぜ褒めれないのか??自分が心の病気か何かなのか!?
理由が知りたくて心理学やコーチングの本を沢山読んで、ネットも徘徊していたのです。

そして気づいたのは

『私が私自身をを認めていない、許せていないから』なのです。

私が私を認める…
34年間生きてきて、全くしたことが無く
常に自分を否定し続けてきたので
違和感しかなかったのを覚えています。

ですが、自分を責める癖は
やめる事ができるのです。
(性格って変えれるんです!)


自分の子ども時代を振り返ると
父のDVがいつ始まるか解らない恐怖と
生きた心地がしない日々、
母はフルタイムで働き
早くに他界したので関わったイメージもあまりなく

私の育ての親である同居していた祖母は厳しく、
口数も少なく、私は遊んでもらった記憶も、
褒められた記憶もありません。

『大切に思ってるよ』など、声をかけてもらったこともなく
大切にされてる実感がありませんでした。


私たちは自分が育てられた様にしか子どもを育てられません。
そしてそれは無意識でやっています。
ですから

・自分が褒められていない
・認められていない
・愛されていない
・大切にされていない
と思って育つと
我が子にはそれをしてあげることが困難になってきます。



また、褒めたとしても
・上手にできた時
・良い成績を取った時
・良い結果を残した時
など、条件付きで褒められていたら
我が子にも同じことを求め、
認めることができなくなるのです。


その様に条件付きでしか褒めなかった場合や
厳格な親に育てられると
『できない自分を許せない』と言う様な心理状態になります。
『〇〇でない自分には価値がない、そんな自分が許せない』という思い込みが出来ると
我が子が〇〇でないこと 
が許せなく、常にそれを見て怒っているのです。


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自分のことを優先していますか??

例えば おもちゃの貸し借りで
お友達が『おもちゃを貸して欲しい』と言ってきたときに、

親がお子様の気持ちを無視して『わがままを言わずに貸すのよ』
と無理強いされ、自分を優先することを禁止されて育った人は、

大人になっても常に人を優先して、自分は我慢する側にまわり
その事を良し とします。


自分を優先する事を許していないので『自分を優先してる人を見ると、許せない』
と言う感情が湧き起こってきます。


お子様に対しても同じで

お友達におもちゃを貸すのを嫌がると許せなくて怒ってしまいます。

ですが本当は『許せない』の裏側は『許したい』があってその行為を『したい』と言う気持ちがあります。
つまりこの場合は本音は『自分を優先したい』のです。


我が子や周囲の人間を見て『こんなことは許せない』と思うことがありましたら、
それはあなたの心の中を映しています。
その『許せない』と思う事を自分に許可してあげれる様になれば
あなたの目の前から『許せない事』がどんどん無くなります。


そしてお子様を必要以上に怒ったりすることがなくなり
ありのままを認めてあげれる様になります。


もし、『我が子を本当に褒めるのが難しく、
それどころかとてもイライラ怒ってしまう』ようでしたら

ぜひ自分の心に手を当てて
自分に優しくしてあげてください


出来ない自分、ダメな自分がいても


『こんな私でも良いの。私は大切な存在、唯一無二の存在』


と、自分の全てを認め許し肯定してあげてください。

自分に禁止していた事に勇気を振り絞って
やってみてください。


不思議と我が子や人を見るときの感じ方が変わりますよ。





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