同性婚のデメリット・危険性をまとめてみた

この記事では、同性婚に対して否定的な資料をいくつかまとめました。

具体的には、同性婚の危険性として以下の3つをお伝えします。

  1. 同性婚の法制化は差別

  2. 性的少数者の増加

  3. 宗教的な戒め


1 同性婚の法制化は差別


同性婚の法制化は差別の解消と思われています。
しかし、これとは逆の意見があります。

下記論文では、社会学者の志田哲之氏の見解を次のように引用しています。

「同性婚の制度化は,一見,性的指向による差別的な処遇を制度的な側面から改善するようにみえるものの,実際には別のかたちの不平等を生じさせるにほかならない」

「挑発するセクシュアリティ」新泉社

https://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/ssrc/result/memoirs/kiyou21/21-02.pd


続けて、弁護士である李玲鈴氏の見解を次のように引用しています。

「人の生き様が様々である以上,その人がもつ人間関係は無限に多様であり,あらゆる『関係』を保護する法的要件を定めることはできない」
(中略)
「尊重されるべきは『関係』そのものではなく、そういう『関係』を選択した個々の人間」であるはずではないか」

「同性パートナー −同性婚・DP法を知るために」
社会批評社


また、滝沢輝氏は、同性婚の法制化が差別の実現であることをより明確に指摘されています。https://taki-zawa.net/equal/equal-1500.html


尚、男女で結婚する権利は全ての人に平等に認められています。

個人の出産意思等に応じて結婚を禁止することは、差別に該当するかもしれません。

一方、同性婚は全ての人に平等に禁止されています。

2 性的少数者の増加


「同性婚を認めたせいで同性愛者が増加するなどあり得ない」
という意見があります。

しかし、実際に増加するのは両性愛者のようです。

米ギャラップの調査によると、米国の性的少数者は10年で倍増しました。
(同性婚制度化以降)
若い世代が中心です。



Ipsos Moriの調査によれば、「異性に対してのみ魅力を感じる」と答えたアメリカとイギリスの若者は、約50%です。

「世代が若くなればなるほど、“異性愛者でいなければならないというプレッシャー”が減っている」
と指摘されています。

同性婚等が一般的な社会で育ったためと考えられます。




このことに関連して、
・性的指向が変化することを示した研究があります。


・同性カップルの下で育つ子どもは情緒的な問題を抱える割合が2倍以上高くなることが示されています。


以下の記事では、同性婚と出生率の関係を調査した論文の内容を紹介しています。


3 宗教的な戒め


宗教的な観点から同性愛に反対する意見があります。

旧約聖書には、同性愛を戒める記述があります。

「あなたは女と寝るように男と寝てはならない。これは憎むべきことである。 」(レビ記18:22)

「女と寝るように男と寝る者は、ふたりとも憎むべき事をしたので、必ず殺されなければならない。その血は彼らに帰するであろう。」(レビ記20:13)

輝の会では、同性婚は天意違反であると説明しています。
天意違反の行動で寿命エネルギーが消去されます。
(不随意筋を動かす体内電流の発生期間が短くなります)
https://taki-zawa.net/life/life-3000.html


このように、同性婚を認めることは必ずしも同性愛者の方々の幸せに直結するとは限らないと思われます。

おわりに


本記事では、同性婚に対して否定的な資料をまとめました。

ご気分を害された方も少なからずいらっしゃるかと思います。
それを覚悟の上で、本記事を作成いたしました。

同性婚を認めないことにより、人々の幸せを守ることができると信じているためです。

私は、同性婚に賛成する人々の原動力が思いやりの気持ちであろうことを承知しているつもりです。
本記事は、このような利他の精神に水を指すことは目的としていません。


私たちは、立場こそ異なりますが、

「より良い社会を実現したい」
「人々をより幸せにしたい」

という意味においては、目的が同一であるはずです。

だからこそ、私は様々な意見を尊重したいと思います。

この目的を共有し、このような反対意見もあるということを知っていただくために、本記事を作成いたしました。


私のささやかな自己満足が、見知らぬ誰かに新たな機会をもたらしてくれることを祈っています。

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