青年期: 自己破産から一家離散
私が高校に入学してすぐの頃、家庭である問題が起こっていました。
住宅ローンの返済が滞るようになり、自宅が競売にかけられることになったのです。
父親は郊外のアパート、妹は祖父母宅にそれぞれ引っ越し、私は高校に近い場所(といっても電車で30分)で一人暮らしを始めました。
つまり、父親が住宅ローンの返済に行き詰まって自己破産し、一家離散したのです。
一人暮らしは自由ですが暇な時間も多かったので、私は出会い系サイトにハマるようになりました。
また高校でも孤立していて寂しい気持ちだったこともあり、中学時代の同級生とのメールにも積極的になりました。
初めて彼女ができたり友達を家に入れて騒いだりと、今振り返れば楽しかった思い出です。
たまに周りから「家族がいなくて寂しくないの?」と訊かれたりしますが、不思議なことに全く寂しいと思いません。
むしろパニック障害が治まり、精神的には一人暮らしのほうが楽なのかもしれません。
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