2024年東京都知事選に見る罰ゲームの実態:大手メディアが取り上げる人物にロクな者はいない

2024年の東京都知事選挙の余韻を大手メディアが悪用し続けている。
特に、2位の得票数を獲得した石丸伸二は様々なメディアで引っ張りだこである。
同選挙期間中もそうだったが、同選挙の投票日である2024年7月7日が過ぎても、そこらじゅうのメディアが石丸伸二を引っ張りだこ状態にしている。

選挙の最中では、本来、争点として挙げられるべき、小池百合子の8年間の政治の成果や公約をどのように達成したのか、していないのかを最低限議論すべきであるにも関わらず、全ての大手メディアがそれを無視し、小池百合子の政治汚職を見て見ぬふりをした。

同選挙の立候補者であった内海聡は選挙期間の随分前から選挙期間中も含めて、小池百合子の悪政の問題を含め、東京都の問題や日本国全体の問題を訴え続けたが、それらの全ての問題の一つとして、大手メディアは取り上げることはなかった。


だが、大手メディアが表現しない自由を行使することは今に限った話ではなく、日本の様々な問題点を指摘してきている者たちにとって、このような結果になることは想定内なのだ。

そして大手メディアは無能な石丸伸二を様々な角度から取り上げ、ワイドショー化して、国民を馬鹿にしている。
大手メディアからすれば、日本国民の深刻な問題など関心がなく、バカな国民が話題にくぎ付けになってくれるようなネタがあれば良いのであり、その新たなネタの一つが石丸伸二であり、「二番じゃダメなんですか?」と発言して3番目となった蓮舫である。


そもそも、まともな立候補者が正当に取り上げられていれば、普通の知識と常識を兼ね備えた国民は、小池百合子も蓮舫も石丸伸二も都知事としては選ばない。
まともな国民であればあるほど、こんな3人の中からは選びたくないという状況が大手メディアによって作り出されたのが2024年東京都知事選であり、似たような工作はどの選挙でも行われ続けている。

真剣に国民の権利を取り戻す政治を行おうとして立ち上がった内海聡のような候補者は大手メディアによって隠され、潰され、あたかも存在していないかのような扱いを受ける。
一方で、石丸伸二のような無能な候補者はメディアに取り上げられ、無能の極致の言論人である成田悠輔が現れて、「石丸と成田、選ぶのはどっち?!」というような低能な選択を迫られる。
そもそも、こういう質問をされれば、馬鹿にされていると思うべきで、そのような質問をするメディアを無視するのが通常の思考力を持った人間の行動パターンなのだが、未だに大多数の日本人は「石丸は酷いなぁ、石丸を選ぶくらいなら成田かぁ。でも、成田は『老人は集団自決しろ』とか、謎な発言をするようなやつだけど・・・東京大学に東京大学院も卒業して、アメリカの優秀なマサチューセッツ工科大学で博士号を取得して、名門の一橋大学で特任准教授もして、超一流のスタンフォード大学で客員助手までしている人だから、やっぱり成田だよね」とでも思っているのだろう。
いいかげん、このような馬鹿げた世界から足を洗うべきだ。


日本人が幸せに暮らすことのできる社会を望むなら、大手メディアの提示する世界など、目もくれず、耳を傾けず、本来どうあるべきなのかということを考えた上で、それらを地道に草の根運動で広げていくしかないのである。
そのような考え方で始まったのが、令和の一向一揆という名の国民運動なのである。


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