カナダのジャスティン・トルドー首相が独裁者と言われる理由、それはフリーダムコンボイの徹底的弾圧を通じて全国民を弾圧したからである

フリーダムコンボイという、カナダのほぼ全国民が平和的に参加したデモがある。
平和主義で温和なカナダ人を怒らせたカナダの首相ジャスティン・トルドーによって引き起こされたのが、フリーダムコンボイである。

新型コロナワクチンという危険なワクチンの接種を義務化という形で強制させることに対して、「ワクチンの接種をするかどうかは本来、個人の自由に委ねられるべきであり、国家が強制するものではない」という、民主主義の当たり前の抗議を行ったのがフリーダムコンボイである。


このフリーダムコンボイの事態は、カナダ全土でカナダ人たちがお互いがお互いをいたわりあい、唄って踊るという平和的なデモであった。

それに対して、カナダの首相であるジャスティン・トルドーは「フリーダムコンボイは極めて暴力的なテロリスト集団である」と決めつけて弾圧をし、フリーダムコンボイの存在を理由に緊急事態法を発動させた。

そもそもカナダの緊急事態法とは、①疫病を含む激甚災害、②公序良俗嬢の緊急事態、③国際的な緊急事態、④戦争、を背景に、国家安全保障リスクが存在し、政府が既存の法律では対応が出来ない場合に限り、30日の期限付きで発動することが出来るものだ。
つまり、既存の法律では対処することが出来ないどうしようもないことが起きたときに、例外的に法律の根拠なく国家が国民に権利を侵害したり、義務を課したりできるものが、カナダの緊急事態法だ。
この緊急事態法は、実質的には憲法に反するものであるが、憲法に反した行動を国家が取らなければどうしようもないというやむを得ない状況を想定して、例外的に発動できるようにしているというものだ。


だが、トルドー首相は、この緊急事態法をフリーダムコンボイによる平和的な抗議活動に対して発動した。
フリーダムコンボイに参加した人々は、誰一人として暴力的な行動を起こすようなことは行っておらず、ましてやテロ行為なども行っていない。
単に街中でお祭り騒ぎをしていたようなものなので、「憲法に反したやむを得ない制限を加えなければならない異常事態」などでは全くない。

トルドー首相が緊急事態法を発動させた理由は以下の通りとなっている。

  • 国境封鎖解消の為に必要だった。

  • 巨額な経済損失が生じている。

  • フリーダムコンボイによる凶悪な暴行・脅迫・レイプ行為が行われている。

  • 警察からの要請が出ている。

  • 首都オタワを選挙しているトラックを強制排除するためにレッカー会社からの要請を受けている。

  • フリーダムコンボイに集まっている資金は海外からのテロ行為やマネーロンダリングのような犯罪資金である。

以上の理由をトルドー首相は挙げたが、それらは全て虚偽内容であったことが明らかになっている。
にもかかわらず、トルドー首相はフリーダムコンボイに参加している者たちを一斉に逮捕したのである。
重武装した警察が集結させられ、抗議者を次々に逮捕していった。
その光景は、中国共産党による天安門広場での大虐殺事件を思い起こさせた。
重武装をした警察は抗議者たちをボコボコに殴る蹴るの暴行を加えられたり、ライフルを突きつけられてトラックから引きずりだされた。
多くの者が大けがをする中、オタワだけで191人が逮捕され、115台の車両が押収され、200人以上の個人の銀行口座が凍結された。
この中国共産党顔負けの武力行使ゆえに、カナダのトルドー首相は「独裁者」としてのレッテルを国民から貼られることになったのである。


カナダだけではない。
現在、アメリカやドイツ、フランス、オーストラリアなど、様々な国でこのような共産主義国そのものの独裁者による政治が行われているのが実態である。
今の世界は、そのような状態であることを知らなければならないのである。


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