岸田文雄が想定する外国人受け入れ度合いは「外国人9:日本人1」であることが公表された

岸田文雄が2023年7月22日に開かれた自民党の大会で、「日本は多様性の社会に向けて変わらなければならず、サウジなどのような外国人が9割で自国民が1割の国の存在も認めながら日本の在り方を考えていくべきである」と語った。

それがどんな背景で語ったかに拠らず、日本の文化を知った上で「外国人を9割にする共生社会を」という言葉がどれほど恐ろしい意味を持つか、わからない人は日本人ではないだろう。
日本という国には、歴史的に渡来人という名の外国人と外国文化を少しずつ受け入れて日本風にアレンジして溶け込ませて発展してきたという文化がある。
だがこれは、長い期間をかけてゆっくり行って来たことであり、渡来人たちも徐々に日本社会に溶け込み、日本人として生きていくという道を選んできた。
だが、自己主張の強くない日本人が1人に対して、自己主張の激しい外国人が一気に9人となったらどうなるか。
そこにはもう、日本という文化や伝統はなくなっているだろう。

正にそのようなことが容易に想定されるような、「外国人9に対して日本人が1という共生社会も受け入れなければならない」という趣旨の事を、岸田文雄は公的な場において、やんわりとではあるものの、平然と言ってのけてしまったのである。


しかも、岸田文雄が「外国人が9、自国民が1」という国として例に挙げたのがカタールなどの中東の国であるところが、岸田文雄が国際感覚のない愚か者中の愚か者であることが露呈された。
カタールという国はサウジアラビアなどの国と同じく、王族による独裁国家である。
外国人と自国民の垣根は完全に線が引かれており、外国人は完全に「期間限定の奴隷労働者」でしかない凄い国なのがカタールなのだ。
つまり、土木建設業といった、いわゆる、「きつい・汚い・危険の土方の仕事」をさせるために安い賃金で周辺国から外国人を招き入れ、奴隷のように働かせ、普通の労働環境に比べれば格段に劣悪な環境に置かれるため、多くの外国人労働者が勤務中に死亡する。
死亡した外国人労働者は奴隷として働かされているので、当然に人権はなく、補償もない。
カタールという国が外国人労働者を奴隷として扱う問題は国際的な大問題になっており、外国人を奴隷として扱うカタールを例にとって、「カタールをモデルにして日本も外国人との共生社会を考えよう」という発言は、国際的には恥ずかしい以外の何物でもない。
ただ一言、「あんた、バカ?」と言われるほどの稚拙さである。

人権的に大問題な奴隷労働者問題を抱えるカタールを例に挙げるとともに、外国人には一切権利が与えられることがないために外国人がいくら増えても何の影響もないカタールを例に挙げて、「日本はカタールも意識した外国人との共生社会を考えよう」というのは、話を飛躍しているレベルではなく、話を異次元に飛ばしている。

日本では外国人の人権が手厚く保護され、一部の地域では参政権まで与えられている。
日本人よりも外国人の方が生活保護を受けやすいという環境が日本にはあり、「外国人に生活保護が与えられる国は日本しかない」という状況において、外国人が9割になった日本は、外国人にほぼすべての権利が奪われることになるだろう。

そんなことを平気で言ってのける岸田文雄はやはり、歴代最強の売国奴総理大臣なのだ。
日本は現在、物凄い勢いで外国人を受け入れる政策が強烈に進められており、日本はこんな男に物凄い勢いで破壊されようとしているのが現状なのである。


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