売国プロパガンダを日々垂れ流す高橋洋一は極たまにまともなことを言うことをもって、多くの嘘に騙されてはいけない

高橋洋一と言う元財務省の官僚で経済学者がいる。
日頃はとんでもない大嘘ばかりを垂れ流して、世界の支配者たちが導きたいアジェンダに世の中が進むように活動をしている。
そして、極たまに専門家らしい顔をして、正しく鋭い指摘をする。
このたまに行う鋭い指摘がファンを作っているのか、高橋洋一には一定のファンがおり、高橋洋一が普段から大量に垂れ流す嘘が多くのファンを通して浸透させられているようだ。

高橋洋一は先日のTBSのテレビ番組で語られていた各国の国債格付けなどの話の内容がでたらめだと一蹴し、国債格付けの実態を解説した。


高橋洋一の凄いところは、元官僚のエリートで大学教授もやっているにも関わらず、物凄く若者受けしやすいような口調で語るところだ。

以前、高橋洋一も熊本にTSMCを誘致するプロパガンダに参加した。
その時のコメントが秀逸だった。
「半導体?台湾で良いんじゃない?え?韓国か台湾か?そりゃー台湾でしょう。台湾でいーじゃない!」
これが経済学者と名乗る者が語る言葉だろうか?
筆者は以前、国内大手の金融機関の金融経済研究所に在籍してアナリストとして勤務し、経済エコノミストとも日々連携して仕事をしていた。
その上で語るが、経済学者たる者であれば、当然に日本がかつて半導体業界で世界一の座にあり、何故世界一の座にあった日本が現在のように衰退したのかを語るべきであり、真っ先に検討すべきなのは日本企業による半導体企業の復興であり、国産の半導体産業の復活の可能性を語るべきなのである。

にもかかわらず、高橋洋一は日本の半導体産業を支援することは一切語らず、何故か「韓国と台湾の二択」だけを提示し、さらに「韓国と台湾のそれぞれの特徴や利点・欠点」を一切語らず、「台湾でいいんじゃない?」とだけ語った。


筆者のように常に物事を批判的な目で見る上に、一つの言論に対して必ず裏取をしたり、批判的な見方をする意見を取り入れた上で主張の是非を判断するならば問題ないだろうが、高橋洋一のような立派な肩書を持ち、たまに素晴らしい意見を言うような言論人がでたらめなことを良い、それが外国勢力のための売国プロパガンダだったときに、多く人がそれに騙される危険性があるのである。

高橋洋一は普段、明確に正しいことと明確に間違った売国プロパガンダの二通りの発信をする(今後もずっとそうかはわからないことにご留意いただきたい)。
高橋洋一はそういう論者だと認識した上で、自身のインテリジェンスを磨くための材料にしてみるのも良いだろう。


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