「ジェンダーフリー」の正体:ジェンダーフリーを突き進めた先に待つ未来

世界中の政府が総じて「ジェンダーフリー」の方向に進んでいる。
「ジェンダー」とは「性別」、「フリー」とは「自由」という意味であることから、「ジェンダーフリー」とは、「性別差別をなくし、性別に縛られずに自由に生きよう」というプロパガンダである。

一見、「性別差別をなくそう」と言われるととても良いことに聞こえるし、「性別に縛られずに自由に生きよう」ということについても、とても良いことに聞こえる。

日本社会において、「男のくせに」とか、「女のくせに」という言葉によって、誰もが一度は悩んだり苦しんだことがあるだろう。
「男なんだから、もっとちゃんとしっかりしろ!」と尻を叩かれ、いろんな意味で戦うことを求められる。
「女なんだから、もっと女らしくしなさい!」としかられ、女という足かせをつけられたような感じがして、やりたいことを自由にできない。
誰しもがこのような経験を経るため、「ジェンダーフリー」と聞くと、とても聞こえが良いように思えるのは、「自分が男または女に生まれてきたがゆえに抱える苦労や不自由から解放されるんだ」と思ってしまうからだ。

「ジェンダーフリー」というのは、文化的マルクス主義を進める共産主義者による伝統社会を破壊する戦略的プロパガンダの一つである。

「ジェンダーフリー」を進める法律改正は日本を含む多くの国で進められている。
各国で既に導入されている法律や、今後の導入が進められている法案のないように大差はない。
日本で進められているのは「LGBT差別解消法案」だ。

この「LGBT差別解消法案」というのは、性自認が身体的な性と異なる人、簡単に言えば、心が女性だが肉体的には男性に生まれた人や、心が男性だが肉体的には女性に生まれた人に対する差別をなくそうという趣旨の法律だ。
一見すると、一般的な男性や女性のみの存在を基本とした社会においては、性自認が異なる人に対する差別をなくす社会を作るのは良いことだと思うかもしれない。

だが、このような法律の導入を進めたアメリカでは、普通の男性が「私の心は女性だ」と主張して堂々と自由に女性用の公共施設を利用できるようになり、様々な事件や事故が発生している。
最もアメリカ社会を騒がしているのは、女性用トイレに男性が入ってきたり、女性用更衣室に男性が入ってきたりすることで、女性たちが安心して公共施設が使えないということが生じた。
さらに、女性用トイレを利用した男性が女性をトイレ内でレイプするという性被害が多発した。
このような犯罪は許されるべきであるはずがないのだが、「心の性の違和を抱えているかもしれない人に、性別の事情について聞いてはいけない」という空気が生まれ、このような犯罪が野放しにされている。

さらにアメリカで酷い被害を受けているのが女性スポーツであり、特に審査を受けることなく、「心は女性だから」という暗黙の承認を容易に得られることで、男性が女性のスポーツ競技に参加できるようになってしまったのだ。
多くのスポーツは男女の対格差から、男女が同じ土壌で競技を競った場合、男性が有利になる協議が多い。
今、男性が女性競技に進出してしまったことによって、女性のスポーツ競技が事実上破綻してしまっているのだ。

アメリカのように日本でもジェンダーフリー関連の法案が通り、法制化されることによって、女性が社会的に生活していくことが困難になることは濃厚だろう。

既に日本の一部の都道府県ではジェンダーフリーを推し進める中で、公衆トイレを男性用/女性用でわけるのではなく、男性用/ジェンダーフリー用と分けることで、女性用トイレがなくすことを良しとしているようだ。

アメリカではジェンダーフリーが極端にまで進められてしまったことによって、小学校低学年から授業で「男の子は女の子に、女の子は男の子になりたければ、自由になれるんだよ!」と教育され、性別を変えたいと主張した子供たちは、その親に了解を得ることなく、性器の切除手術やホルモン投与の治療を開始しているという。
性に対する自由という観点から、小学生でも親の了解を得ることなく自由にできるということにして、子供たちは侵略されているのだ。
性器の切除手術やホルモン投与治療などを行ってしまっては、元の純粋な性別に戻ることは事実上不可能で、子供を作ることのできない体になってしまうのだ。
このような性別の破壊が既にアメリカで進められている。

あなたの子供がある日、あなたに何の相談もなく突然、性別転換の治療を開始したと知ったらどうするか?
そんな日がやって来てからでは遅いのである。
そのような破壊行為が、「ジェンダーフリー」という耳障りの良いプロパガンダによって進められているということを知ろう。


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