見出し画像

スイス風ポークフィレと銭湯のおもひで

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。今日も晴天で気持ちの良い一日でした。涼しい朝のうちにジョギングをして、母に先日もらったお手紙と夏のカードのお礼も兼ねてLINEでおしゃべりしました。は母に大河ドラマの光る君へ感想わをちょこっと教えてもらったりしながら、出会ったしまわれたお二人からのあれや!これや!につき楽しくお話し。

途中、私がお仕事でやり取りしている方のご実家が以前銭湯を経営されていたということがふとした会話の中でわかり、素敵なエピソードをいくつか伺った話を母にしました。そこから幼い頃の楽しみだった銭湯の話に花が咲きました。母の実家は大阪市内の下町にあり、隣がライオン湯という銭湯だったのでお泊まりの日の銭湯がワンダーランドだったのです。笑 母自身が幼かったころの話も聞かせてもらい、興味津々。近所のおばさまの背中を流すなんてこともあったそうです。また背中を流すお兄さんがいたり、番台に男性が座っていてもなんとも思わなかったわ〜。なんて。いい話が聞けたなあと満足していたら、母が突然
「そのお仕事の方のご両親は石川県の方?」と突然ピンポイントの県名をあげました。なんでも銭湯経営者は石川の方が多いって昔から言うからね、あとお豆腐屋さんねと。ほー😲

そうなんだ!私にとっては初耳でとても興味を持ちました。石川に特に多いなら何かきっかけがあるはず、そこから石川県人会みたいなネットワークで経営や資金調達がされて全国進出なのではと。インターネット上で同じことを疑問に思うこんな質問を発見。


【石川県出身の銭湯経営者について】  石川県から都会(大阪や東京)に出て銭湯で成功した例を知りたい。

国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、レファレンス協同データベースですから回答の信頼性も高そうです。

この回答では北國新聞の記事や、研究論文で銭湯経営者に北陸出身が多いことが示されていてなるほどと勉強になりました。一部抜粋すると、こんな感じです。

『人文地理 第50巻4号』 「石川県南加賀地方出身者の業種特化と同郷団体の変容-大阪府の公衆浴場業者を事例として-」 宮崎良美/著 に、『地理 6-1』 「石川県人と大都市の浴場業」 金崎肇/著 の概要が紹介されており、昭和初期以降、七尾市の旧崎山村において、ほぼすべての転出者が東京の浴場業者になったこと、東京都・大阪府・京都府における石川県出身者の浴場の営業地が近接している(連鎖移動している)ことが指摘されている。また、宮崎論稿によると、石川県出身者は東京都で25%を、京都で70%を、大阪で約4割を占めることが指摘されている。

京都や大阪は特に石川県出身の方が多いことが数字で示されており、とっても勉強になりました!♨️

さてさて、よしおさんとおやつタイムです。おやつを食べるときの幸せ感といったら…最高ですな。

ええと食べてばかりで恐縮ですが、本日の晩御飯はポークフィレをいただきました。スイス風というのはチーズをはさむからです。アッペンツェラー(Appenzeller)を使いました。

付け合わせはパスタの代わりにジャガイモと根セロリのピューレにしました。

完成です♪ 美味しくいただきました。

そして今日はよしおさんご両親からいただいた赤ワインを合わせて、ご機嫌のよしおさん。

ドイツザーレ・ウンストール地方の赤ワインです。色んな意味で珍しいワイン🍷。
同地はドイツのワイン生産北限で、栽培面積も800ヘクタールにもみたない小さな生産地。気候変動ですし、今後は赤ワイン生産がさらに増えるかも?


それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?