春の陽気と半袖とボルシチ
グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。この週末はお天気も良くて日中気温があがり散歩日和。ドイツ人もみなウロウロしております。笑
雪がとけたばかりのぬかるんだ地面から日光に向かって花が咲いているのを見ると、生命の力強さと愛らしさになんだか嬉しくなります。
いくら太陽が出ているとはいえ長袖にフリースの私とは違い、よしおさんは半袖。たっぷりと陽光を浴びたい様子。ただし目はしっかり保護。
公園を歩いていると、色々な世代とすれ違いますが、若い男性二人組はTシャツに膝丈のトレーニングウェアという出立ちでした。いくらなんでもスースーしすぎでは。筋肉工場が体温を押し上げて平熱が37.5度くらいあるのかも。
彼らはちょっと極端ですが、ドイツで服装を選ぶ判断基準は日差しの有無であり、気温は二の次なのがドイツです。
たまに極端な衣替えをする人がおり、冬か夏の服装の二択に違和感を覚える日本人でした。中庸という言葉が彼らの辞書にはないのです。
さてお天気はよいのですが、コロナ関連の見通しは遠くに暗雲が見えていて不安要素あり。
というのもこの数週間は感染スピードが順調に減速していたのですが、昨日また上がり出したからです。R値も10万人あたりの新規感染者移動平均も、新規感染者も上がりました。
明日から連邦10州(16州あります)で学校が再開されるので、それによる影響がないか政府が注視しています。今日のシュパーン保健相のテレビ番組インタビューによれば、学校や幼稚園の先生の予防接種優先順位を第3から第2グループに引き上げられないか、各州の保健相と明日会合を開くそうで合意される条例を改正して対応するそうです。小さな子は特にオンライン教育に限界があり、保護者の方の負担も大きいために学校再開は強い要望があります。
教育現場での迅速検査の実施にワクチン優先接種の柱を加えて学校運営を支える戦略です。イスラエル、あるいは英国と違い、まだ全国民に占める予防接種率は3.8%(318万人弱)なので誰に接種するかという議論がどうしても出てきます。
走りながら考えるというのはドイツではあまり馴染まないやり方なので、紛糾は避けられませんがその議論の中からbetter と思われる最善策を出して頑張っているドイツです。批判するのは簡単ですが、ドイツ政府は完璧でないものの頑張っていると思うので応援しています。秋には私もワクチンを接種してもらえることを祈りつつ。
さて夜は野菜たっぷりのボルシチを作りました。お昼は暖かくてもそこはまだ2月。煮込み料理が美味しいです。仔牛のお肉とカバノスというソーセージも入れました。
本日のよしおさんワインは
仏ブルゴーニュ、ボーヌ プルミエ・クリュ レ・ゼグロ 2012でした。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊
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