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ドイツ風牛肉煮込みとカーピュー

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。今日はEingemachtes Kalbfleisch アインゲマハテス・カルプフライシュという仔牛の煮込み料理を作りました。ただし牛肉で、なのですが。日曜日はお肉というよしお殿のリクエストです。

アインゲマハテス・カルプフライシュはシュヴァーベン、バーデン地方の郷土料理です。

本来は仔牛を使うのですが代わりに牛の肩肉を買ってくれたよしおさん。大きいよ。1.2kgて書いてありますやん…。

どーん!

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ドイツはパック売りもありますが量り売りも健在。よしおさんも量り売りでお肉を頼んだ際、お店の人にこれくらいか?とナイフをお肉にあてながら聞いたそうですが、小さく見えたらしくもうちょっとと増やしたらこのサイズになっちゃった、とのこと。

2人X 2日分ですな…。塩胡椒してスタンバイ。お肉はバターで炒めてとりだして野菜を炒めます。じゅー。

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加える玉ねぎや根野菜です。ズッペン・グリュンといって売られている

煮込み用の根野菜を刻みます。画像3

パッケージに75% Weniger Plastik というシールを発見。確かに以前は器がプラスチックなのがこれはリサイクル紙に代わっていました。

ドイツでは過剰包装はダメというのがスーパー側も顧客側も共通認識です。

ニンジンとポロ葱、根セロリにパセリが入っています

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炒めた野菜とお肉は仔牛のフォン(ブイヨン) を入れて煮込みます。よしおさん、ここは手堅く仔牛を買ってきました。

ドイツの絵柄にKawaii は必要ないんだなと実感せらるるデザイン。これはこれで。

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塩胡椒の他にローリエにクローブをいれます。

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クローブは後で引き上げるのでお鍋で迷子にならないよう本来なら茶葉を入れるTee-Ei (直訳茶玉子) に入れてお鍋に沈めました。

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仕上げには生クリーム、バターと小麦粉を炒めたホワイトソース、卵黄、砂糖、ケイパーを加えて出来上がりです。

ドイツ人に重要なジャガイモが付け合わせ。今回はKartoffelpüree カルトッフェル・ピュレー KaPü 通称カー・ピュー

にしました。

ジャガイモはカーリーナという品種。デンプンが多くピューレにむいているメーリッヒ・コッヘンデというタイプです。

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茹でてからつぶし、生クリーム、塩胡椒、ナツメグを加えて完成しました。

お肉とソースを絡ませて食べるジャガイモに大満足のよしおさん。

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そんかよしおさんがいただいた本日の赤ワインはラインガウのワインです。


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白ワインで有名なラインガウで伝統的に唯一の赤ワイン産地がアスマンスハウゼン。そこのへレンベルクで2016年に作られたワインです。品種はシュペート・ブルグンダー (ピノ・ノワールをドイツでは「遅摘みのブルゴーニュ種」と呼んでいます)

それでは

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊

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