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鶏のフリカッセ ライムソース

グーテンターク!みなさんこんにちは。フランクフルトのYokoです。今日は夕方から雨がしとしと。最高気温も21度とすっかり秋のようです。そんな夜には温かい煮込み料理、フリカッセを作りました。

フリカッセ(fricassée)はフランスのお料理ですが、ユグノー教徒(ドイツ風にはフグノッテン)がプロイセンにやってきた頃からドイツに広まりました。やっぱりフリカッセFrikasseeですが、表記はドイツ風。

ドイツ後はあまりcを使いません。たとえば地名でもコブレンツがフランス支配下にあったときは地図にもCoblenceコブラーンスでしたがドイツ語はKoblenz。大元のラテン語合流点をさすコンフルエンテスConfluentesがCから始まるのでCでも良さそうですがKです。

ユグノーはカトリック国ながらプロテスタントを認めていたナントの勅令が廃止された際、改宗が国外退去が迫られ、後者を選んだ何十万の難民のうち、プロイセンが受け入れた経緯があります。食文化も流入したんですね。

そのフリカッセは普通牛乳や生クリームを使いますが今日は変わり種バージョンでライムとオイスターソース、チリの入ったフリカッセです。ライムをきかせます。

鶏はよしおさんが一羽買ってきました。成長促進剤を使わず育てているので小ぶりですが、美味しい丸鶏です。

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もも肉、手羽先、むね肉、レバーとハツはお料理へ。残りはフリカッセに必須のブイヨンが必要なので先にガラでスープを作りました。🐔さんごめんね。🙏

フリカッセといえば玉ねぎが重要。残り物のエシャロットを在庫整理するとともに、緑赤のパプリカを細切りで投入いたしまする。

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オイスターソースとウスターシャソース。

主婦の圧がすごいな…。主婦牌鮮蠔油はタイのブランド。

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ライスモンスターによしおさんが買ってくれたワイルドライスMixです。

ワイルドにお米の2倍の沸騰させたお湯で30-45分ワイルドに煮込みます。ジャポニカ米より2倍、2倍、倍返しで茹でます。

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鶏肉は小麦粉をつけてソテーし、焼き色がついたら別の鍋へ。輪切り玉ねぎでフタをするように重ねてスタンバイ。

最初のお鍋でパプリカを炒めて鶏ガラでとったブイヨンとライム果汁と刻んだライムの皮と軽く煮込みます。次にチリとオイスターソース、ウスターシャソース、塩胡椒を加えて煮立てたものを鶏さんにかけてオーブンへ。フタをして190度で1時間半熱を入れたら出来上がりです。

完成!爽やかなライムの酸味が美味しい。ブイヨンと2種類のソースがコクを出しております。私はレバー、よしおさんはハツがおまけです。

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よしお殿の本日の白ワインは

独 プファルツ、アーツハイマー クリンゲンヴィンゲルト 2016 (ヴァイサー ブルグンダー)

でした。

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それでは

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊


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