見出し画像

Zoom読書会と鮭のリゾット

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。週末土曜日は家でおとなしく過ごしました。

今日も2万人/日超えですので…

画像9

独Covid-19 ダッシュボードより

そんな今日にもお楽しみが。Zoom読書会の日。幹事の方が開催までに色んなフックを作ってくださり、当日も資料を交えながら進めてくださるので大変楽しく過ごせました。課題図書はこちら。

日本の場合一揆は階級闘争でも、反体制でもなく折衝、交渉であり民衆がルールを壊さないままに、自らの嘆願を権力に認めさせる技法。

幕末、江戸、中世で一揆もやり方が違い、特に中世のそれが現代に生きる我々には大変示唆に富むというのが著者の立場。特にこの本が書かれたきっかけが東日本大震災。未曾有の震災の前に日本人が個人の病でなく生死を意識させられ、価値観が揺さぶられた時期ということで著者がたとえば原発反対運動と中世の一揆の動機と重ね合わせながら見ているというところがあります。

さらに今その本を読んでいる私。コロナという流行病でまた生死が強く意識されたこの時期に、またコミュニティが失われて、価値観が割れる分断の時代に古来からの民衆の紐帯を示す行動様式を知ることができ、とても面白く読みました。

読書会に参加された方のコメントを伺うと、その方の問題意識によって切り口が違い自分には新鮮な見方や解釈を教えていただけるので勉強になります。

たとえば組織マネジメントだったり、日本企業の経営意思決定だったり、民主主義の選挙、議会の制度的問題点、デモ行動、民衆の思考行動に与えるSNSの影響などです。読書は著者の意見をまず我慢強く傾聴(傾読?) し、自分なりに消化していく行為ですが読書会はそれをたくさん体験できるのがよいところ。自分が読書会でうまくコメントできているとは思えませんが、そうでなくとも、なにか発言しようとアウトプットを前提に読書できるのも自分にとってメリットです。ただただ漫然と読んでも、本を読んだ自分に満足するだけなので。

そんなためになる読書会終わりはちょうどおなかがグー。3時のおやつをよしおさんといただきホッと一息。美味しい😊

画像1

そして本日の晩御飯は鮭のリゾットに。脂がのっていて美味しいですしビューティーフードなので大好きな食材。

画像2

米はカルナローリ買ってあげたよ、ライスモンスターちゃんとドヤ顔するよしおさん。

仁政をしいていただき、あんがとごぜえますだ。

画像3

そしてランプフィッシュ・キャビア入りです。Kaviarersatz カヴィア・エアザッツ =キャビア代用品と身も蓋もないけれどその通りな名前もありますが、もう少しオブラートにくるんでDeutscher C(K)aviar 「ドイツのキャビア」と言ったりもします。

実は魚卵はあまり好みじゃないので食べないのですが、今回はレシピにあるのを見て面白そうだなと思ったので入れました。

ホンモノのキャビアチョウザメの「ベルーガ カヴィア」とは違い廉価版です。

画像4

ランプフィッシュはドイツ語だとSeehase 海のウサギといいます。ちょっと笑っちゃうお姿。ごめんね。

で、このお魚の卵を多少色もつけてキャビア風にしております。塩味強めですが卵特有の旨みは悪くないです。出来上がりました〜。

画像5

パンも一緒にいただきます。

画像6

本日は Umami デーということで日本酒を出してきたよしおさん。純米大吟醸の天吹ですが、本人は

画像7

Banana-Nama バナナナマーを連呼して気に入っております。確かにそう書いてあるw

画像8

寿限無という酒米にバナナ酵母で作ったお酒は旨みとバナナの香りが感じられる美味しいお酒でした。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊





この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?