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病める時も、健やかなる時も、コーヒーのことを考えているホームバリスタ。ノルウェー出張時…

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病める時も、健やかなる時も、コーヒーのことを考えているホームバリスタ。ノルウェー出張時にスペシャルティコーヒーに目覚めました。知らない人にもわかりやすく、コーヒーに関する情報を発信しています。

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  • 素人が本格エスプレッソマシーンを買ってみた話

  • これからコーヒーを趣味にしたい人

最近の記事

日系企業から外資系に転職して英語を使うことは格段に減ったのに、謎のカタカナ英語を使う機会が格段に増えた。

私は元々海外営業だったのですが、去年外資系のIT企業に転職をしました。日系だから英語要らない外資系だから英語使うというイメージはありますが、正直職種によるところが大きく、外資だからといって英語話せないと生き残っていけないかと言ったら全然そんなことはないです。というわけで元々海外営業だった私の場合、英語を使う機会は格段に減りました。 一方、聞いたことのないカタカナ英語を使うことは格段に多く、最初は大混乱。英語文ならわかるのに日本語文でいきなり単語だけ英語になると別の意味に聞こ

    • 第8話 修行は続くよどこまでも 初クレマとComandante Red Clix について

      エスプレッソ チャレンジすること苦節11回、初めてクレマができました。正直めちゃくちゃ嬉しい! 結局グラインダー (コマンダンテ )の8click と7click の間に良いポイントがあり、7 clickだと遅すぎて(35g抽出に45秒くらい)、8 click だと早すぎる(35秒抽出に20秒くらい)ことがわかったので8clickでタンピングを強めにするといいのでは?と思いやってみました。 なるほどどうして、おすすめの25-35秒で35mlに達するくらいのタンピングとグラ

      • 第7話 エスプレッソマシーンとの闘い 〜それはまるで澄み切った油編〜

        エスプレッソマシーンを購入して初めてのブリューは、まるで石油のように黒く、クレマがない。味も不味い。という惨憺たるものでした。 まず気になったのは抽出の速さでした。レシピには25-35秒前後と書いてあるのに、12秒足らずで、35mlに達してしまっていました。そうするとお湯がコーヒーに接する時間が少なくなるので抽出不十分になってしまいます。 抽出が早いのはなぜだろうと、考えはじめました。 基本的にエスプレッソマシーンは、レバーをあげるとお湯がシューッと出るだけです。フィル

        • 第6話 ROCKET Appartamento はじめてのエスプレッソブリュー

          Appartamento を開封して、さっそくキッチンにセッティング!とりあえずレバーとかノブとかいじってみる。ふむふむ。 というかこれ重くて大きい機械なのに、結局抽出のレバー引いてもシューとか言いながらお湯が出るだけという。思いの外シンプルな印象を受けました。(超失礼) まあいいや 実は私はこの日のためにエスプレッソ用の豆とVST filter 20g を用意していました。 豆はこちらのTim Wendelboeの豆、初めてのエスプレッソなのに浅煎りでトライするとい

        日系企業から外資系に転職して英語を使うことは格段に減ったのに、謎のカタカナ英語を使う機会が格段に増えた。

        • 第8話 修行は続くよどこまでも 初クレマとComandante Red Clix について

        • 第7話 エスプレッソマシーンとの闘い 〜それはまるで澄み切った油編〜

        • 第6話 ROCKET Appartamento はじめてのエスプレッソブリュー

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        • 素人が本格エスプレッソマシーンを買ってみた話
          8本
        • これからコーヒーを趣味にしたい人
          2本

        記事

          第5話 ROCKET Appartamento いざ購入!

          いろいろと紆余曲折あり、エスプレッソマシーンを物色し、ROCKET社のAppartamentoを購入することに決めましたが、、、さてこの大きい買い物をどこから買えばいいのやら。 調べてみると、日本の大一電化社という代理店ほぼほぼ一択でした。 購入後すぐ電話がかかってきて色々ついで買いをオススメいただき、マシーンの清掃用と、ミルクスチーマー用の洗浄薬を購入しました。こちら購入して大正解でした。 ちなみに買わずに後悔したものはフィルターリムーバーなるものでした。これは今でも

          第5話 ROCKET Appartamento いざ購入!

          第4話 ROCKET Appartamento を買うことにした話

          エスプレッソマシーンが急に欲しくなり、小さいカフェでもギリギリ使えるようなエントリーモデルを探すことになりました。 予算とか欲しい機能とか総合して、見つかったのはSimonelli Oscer IIでしたが(詳しくはこちら)、なんとなくメカメカしい見た目がネックとなり、もう少しスタイリッシュなものを探しており、見つかったのはROCKET社のエスプレッソマシーンAppartamentoでした。 Oscar IIとの機能比較のムービーはYouTubeにかなりの数上がっており、

          第4話 ROCKET Appartamento を買うことにした話

          第3話 エスプレッソマシーンのブランドを実は全然知らない

          せっかくエスプレッソマシーンを買うのであれば、“人からお金を取れるくらいのエスプレッソが抽出できるマシーン”がいいと思い、だとしたらそもそもカフェに置いてあるエスプレッソマシーンはどんなのがあるのか調べてみました。 そもそもフィルターコーヒーだと、エアロプレスだとか、カリタとかハリオとか結構メーカーの名前が上がりますが、エスプレッソに至っては結構未知です。 デロンギ、ネスプレッソ、くらいしか知らんな、、。なのでちょっと好きなカフェで調査です。 いくつかありますが、3店舗

          第3話 エスプレッソマシーンのブランドを実は全然知らない

          第2話 エスプレッソマシーンの物色

          エスプレッソマシーンを物色するにあたりどんなのがあるかなーと思いネットで調査をふとはじめました。経緯はこちら↓ まず出てきたのが家庭向け ネスプレッソのようなカードリッジ型 デロンギマグニフィカのようなフルオート機 うーんいずれも魅力的なんだけどというか過去に何度も欲しいと思った時期がありましたが、今は、『何かこれじゃない感』が拭えない感じでした。何故だか考えてみると、まず美味しいコーヒーを飲む上で自分は豆を自分で選びたいと思ったことに気がつきました。 例えばネスプレッ

          第2話 エスプレッソマシーンの物色

          第1話 エスプレッソへの興味

          美味しいコーヒーを好きになって、エアロプレスにハマって、グッズもある程度揃えて、それなりに美味しいコーヒーが飲めるようになって、次に取り組みたい興味のあることが2つありました。 1) 焙煎を始め出す 2)エスプレッソに走る 焙煎にはちょっと興味があります。小ロットでプログラム焙煎できる機械を探してみたり。生豆がどこで買えるか探してみたり。でも正直私は『ただ美味しいコーヒーが飲みたい』それだけの人なので、素晴らしい農園と、素晴らしいロースターがタッグを組んで、素晴らしい価格

          第1話 エスプレッソへの興味

          果して深煎りは悪なのか?

          果して深煎りは悪なのか?という話が結構自分の中でめぐっています。北欧から浅煎りの豆が流行り、それに合わせてスペシャルティコーヒーという概念も同時に広がりました。それから浅煎り至上主義のような新進気鋭のお店が結構増えてきました。彼らは、私たちが焙煎しているのは全て浅煎りになります(キリッ)!という謎のプライドがある一方で、かつて一斉を風靡していた老舗喫茶は頑なにこだわりの至極の深煎りのコーヒーを提供し続けています。 先日、妹の家に浅煎りの豆を送り込んで反応を見ていたのですが、

          果して深煎りは悪なのか?

          Tim Wendelboe の豆をサブスクしたら美味しくて気がついたら1年経っていました

          以前記事にも書きましたが、電撃的な出会いを果たして私を一気にコーヒーの世界に引き込んだTim Wendelboe の豆ですが、subscribeしてしばらく経ったので(気がついたら1年以上)、仕組みとか、コスパ、とか感想とか、あとはやりやすさ、契約の縛りなどをまとめてみました。なんでこんな記事書こうかと思ったかというと、すごいおすすめだからです。 国内のロースターを色々物色している人の中では、なかなか海外のロースターから買うという発想に行き着かない人も結構いると思いますし、

          Tim Wendelboe の豆をサブスクしたら美味しくて気がついたら1年経っていました

          ナチュラルプロセスとウォッシュプロセスをざっくり説明してみた

          昔スウェーデンのルンドという街に出かけた際に、Love Coffee Roasterというスペシャルティコーヒーのお店がありました。このころ私は美味しいコーヒーとまずいコーヒーの違いがなんとなくわかりかけていましたが、うまいか、まずいか、それ以外のことはよくわからないような感じで、お店に入りました。 海賊みたいな長い髭の店員さんに、おすすめを聞いた時に、『匂いで決めてみるか?』ときかれ数種類焙煎豆の香りを嗅がせてもらいました。 海賊『まあ、これは典型的なWashedだろ?

          ナチュラルプロセスとウォッシュプロセスをざっくり説明してみた

          Tim Wendelboe 地球からコーヒー農園を守れ

          ゴールデンウィークは例年と違い全然ゴールデンなウィークではありませんでした。昨年は、仙台に行き山寺に行ったり、松島に行ったり、被災地跡を訪れたりしました。今年は一転インドアになり私は家でワンピースを読み返し、メルカリで本を売ったりしていました。 ところでメルカリで何かを販売したいという時に、いくらなら買ってくれそうか。相場感から値段をいじり、買ってもらえる値段の範囲でなるべく高い値段にします。多くの人もそうだと思います。出品した商品に対し、値下げ交渉をが闊達に行われるのも、

          Tim Wendelboe 地球からコーヒー農園を守れ

          Tim Wendelboe と出会った時の話

          外に出られない日々が続いています。海外が好きなのですが海外どころか外にすら出られない毎日なので、私とコーヒーのちょっと思い出の出会い話を書こうと思います。 私はTim Wendelboeというカフェが世界一好きで、(今のところ)もうかれこれ5〜6回程足を運んでいます。オーナーのTim Wendelboe とはWorld Barista Championship 2004 年に優勝したノルウェー人です。大昔はSTOCKFELTH'SというOslo(Norwayの首都)のコーヒ

          Tim Wendelboe と出会った時の話

          美味しいコーヒーを飲むために超最低限必要なものについて

          本当であれば、もしおいしいコーヒーを飲んでみたいとなった場合、手っ取り早いのはカフェを巡ることですが、今は Stay at Home 習慣です。そこで、自分でいれてみようとなった場合何から始めればいいか。ということを話したいと思います。 とりあえずコンビニコーヒーや、スターバックスのコーヒーとはまたちょっと一風変わったものを試しに飲んでみたいな。という方向けに気軽に試す方法を書いてみたいと思います。 こんな人にこの記事はおすすめ • はまるかはまらないかわからない •

          美味しいコーヒーを飲むために超最低限必要なものについて

          世界のバリスタがコーヒーのトレンドをつくる

          スペシャルティコーヒーは次々とその味を常に進化をさせており、どんどん美味しいコーヒーが生まれているように思います。 私がサードウェーブはただのブームではなく変革で、立役者の代表格がブルーボトルだという話をしましたが(あくまで立役者)、そもそもつきつめると源流ってどこなんだろう?など考えをめぐらせていました。 ところで、定期的に自分の常識を覆すほど美味しいコーヒーに出会ったりするのですが、なぜこんなに美味しいのかを分析してみるとそこには、新しい要素があったりします。 最近

          世界のバリスタがコーヒーのトレンドをつくる