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日々読み #39


7/24 晴れ

今日も晴れ。ここのところ1ヶ月くらい晴れが続いている気がする。こうも晴れが続くと不気味さすら感じてくる。

ご近所の農家の方が言っていたけど畑の水が40℃をマークしたらしい。もはやお湯じゃないか。
体調を崩したり、入院する人たちが増えてきていて晴れが続くことはいいことばかりではない。


この間「好きな本は何?」と聞かれた時にパッと答えられなかった。前も同じようなことがあった。

もし妻が同じ質問をされたならパッと答えられていたのかもしれない。僕の身の回りにはクリエイターの方が多い。非クリエイターとクリエイターの差の一つとして、明確に「自分の好き」があってそれを言語化できるというのがあると思う。

自分は何が好きで、好きなもののどんなところがいいと思っているのか、どんなことにプライオリティを置いているのか。

「自分の好き」が明確になった後に撮る写真や自分のケアはまた違うものになっている気がするから、30歳までには考え続けて言語化できるようにしたい。


7/25 晴れ

先日久しぶりにお酒を飲んだら翌日とてつもなく体が重たくなった。
久しぶりにしては飲みすぎたのかもしれないけれど、なんだか今回は本当に「あぁ、もうお酒はいらないなあ」と思った。そう感じたのは体の異変だけでなくて、心も重たくなったからだ。今日もカメラを持ち歩いてはいたけれど、カメラを向ける気力が失せてしまっていた。体が重さが心をどんよりとさせたのだろう。
少し前までは二日酔いになっても数日後にはまた飲みたくなったり、飲まなかったら損している気がして飲んでいたけど、最近はその気持ちすら起こってこない。かえって、お茶とかジュースを飲んでいたいと思うようになった。

仕事中に思いついてメモを書いた。

体が、心が、元気じゃないとやりたいこともやれなくなる。心と体は繋がっていて、どちらが先というのは人それぞれ。だからこそ休んでもいいし、休んだ方がいいし、休まなきゃならない。

当たり前なんだけど、お酒のことだけじゃないよなあと思ったから日記にも書いた。


7/26 晴れ

写真を撮るようになって、いろんな写真を見るようになった。綺麗に整った写真、見た後に心がえぐられるような感覚が残る写真、日常をそのまま写した写真、他にもいろんな写真があるけど人の個性を強く感じる写真が多い。いいなと思える写真にはどこかに特徴的な部分が必ずある。

反対に自分はそういう写真を撮れていない気がする。というよりまだ定まっていないというのだろうか。自分は何が好きでどんな写真を撮る人なのだろう。


7/27 晴れ

以前もらったフィルムカメラ用のレンズが、どうやら今使っているカメラに合うようだというのが分かって、すぐにアダプターを購入して装着してみた。

外装の色味が違うから歪な見た目になったけれど、撮れる写真は以前のレンズよりものすごく良くなった。
前のレンズは描写がやわやわだったけれど、今回のはかなりパキッと写る。もうちょっと写るレンズが欲しいなと思ってたたところにストーリーのあるレンズが自分にハマってくれたのも縁のように感じて嬉しい。


7/28 晴れ

夜、推しの子の1話を見た。2回驚いた。
1回目は物語の展開。妻は内容を知っているようだったから、驚いて無さそうだったけれど物語が急展開すぎて驚いた。いろいろそっちかという感覚。
二つ目は自分の感情の動き。1話の最後の方で母と子の間のやりとりが不思議なほど響いた。自分が親になるということもあってなのか、親の感情みたいなものがよりリアルに感じられて、泣きそうになった。
いわゆる、親目線でやつが早くも出てきたか。

7/29 晴れ

フジロックが7/28から開催されていたようだ。日中は35℃を超える猛暑が続いているが、世間は暑い夏を楽しんでいるようだ。
僕らは買い出しをするだけで、体力を使い果たしてしまうから会場に行ったら溶けてしまうだろう。
嫌味なしで灼熱の中、音楽を楽しめるのがすごいと思う。同じ人なのだろうか。

7/30 晴れ

今日は不動産屋に行ってきた。
今年はいつにも増して物件情報が少ないようで、ただ相談しに行っただけになってしまった。
こんなに暑いんだから、そもそも相談する物件が無ければ電話で済ませてくれたらいいのにと黒い感情がうごめく。  
妻とうだうだ言いながら、カフェに行った。
差し込む光とグラスが綺麗で写真を撮った。なんだかやりすぎなくらいに夏っぽい写真が撮れた。
レンズが変わってから写真が綺麗になって楽しい。まだ馴染んだ感覚はないれけど、楽しい。
妻も綺麗に撮れそう。

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