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チクチクトリップの会
ホントはチクチクオーバードーズの会というタイトルにしようと思って、いや〜よく考えたらオーバードーズした事ないな、と思ってやめました。
そうそう、オーバードーズなんですが、はやい話が用法用量を守らず薬を飲む事で、大概オーバーで使用する。オーバーの仕方は半端じゃないのもポイント。
細かいことを知らない方は一生知らなくて良い事なので、知る事をやめましょう。(用法用量は守ること、守らないのは悪いこと。と覚えておきましょう)
そんなオーバードーズなんですが、私がその言葉を知ったのは職場で、そして何かの間違いで、精神科退院時に看護師から
「もうオーバードーズしないのよ」
とキレながら言われた。
いや、ただの一度もしたことねぇんだけどと、中途半端にびっくりしながら、怪訝そうな顔を看護師に返してしておいた。
もしかしたらそこに間違いはなかったのかもしれない。看護師は確信をもって、マジで何かを信じている顔をしてた。
きっとそうだ。あの看護師は1人ちょっと変な動きしてるし、髪の長さが貞子より上。
とりあえずカルテ、読もうか。と思いながら
「コイツには絶対なにも相談しない」
と力強く夫にいった。それを聞いた夫は、娘を抱えながら
カッコいー
と思ったらしい。ほんまか。
で、チクチクの話。
チクチクは言わずもがな縫い物、手縫いものを指してるわけですが、正直自分でも引く程意識がとびましてね。
宇多田ヒカル聴きながら、ひたすらなみ縫いしてたんですが、いやもうホントに、我、意識ここになし。
私にとってそれは完全にとぶくすりだったし(余談だが、私はカタカナが読みにくい人で、多少ひらがなもそのケがある。よってとぶくすりをずっと、どぶくすりだと思ってた)コレやべえな、本当に安全か、と静かな部屋で思った。
誰がどう考えても超安全な環境だったと思うが(子どもたちは、夫に頼んで外出してもらってた)それにしたって、
意識が、意識が!
ピーポーピーポー先生意識が戻りません。
いかんコレは心臓マッサージだ。イチ、ニ、サンバン!バイタル確認、先生血圧が。
みんな離れて。
そんくらい慌ただしく脳内は過去へ未来へ意識がとびまくったが、第三者からみた私は、ただひたすらチクチクしていた。ギャップが凄まじい。コレが現実か。ホント現実か。いやしかし…
…とにかく合法的にトリップするのに
なみ縫いと音楽
のコラボは大変よろしかった。
完全にキマってハマっていた。もうどうしようもないくらいに決まっていて、それでnoteもかけたんでビックリした。本当にびっくりした。
辛い事があったら
なみ縫いをしよう。音楽をかけて。
悲しい事があったら
音楽をかけて、なみ縫いをしよう。
そこにボロいタオルがあったら
以下略。
そういや、世紀末リーダーたけしという漫画に、身体に直に名札をつけるイラストがあったが
いくらなんでも身体になみ縫いはダメ。
せめてボロい靴下とか、要らん服とかゴミとか、そういうものでしましょう。
雑巾にすれば、どこかに引き取り手が見つかりますし、全部縫いまくれば、おそらく前衛アートとして何かに出せます。安心してお縫いください。
と言うわけで、妙にきまっちゃって恐怖感を抱いたが、
ストレス発散には悪くないかも
と真面目に感じただけの話。
みんな、手縫しよ。案外超楽しい。しかも、終わったらちゃんとモノができるしな。
だいぶトリップした様子ですが、肝心の縫い物はちゃんと完成しましたのでご安心ください。
おわり。
※オーバードーズについてもっと知りたい方は、簡単ですがこういう事です。
手前味噌ではありますが、よかったら読んでください。したくなったら精神科へGO。おのれの強すぎる欲求を正しく止めてもらいましょ!
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