見出し画像

どうしようもなく愛おしい日々よ、

ある朝、目玉焼きを焼いた。
息子がそれの黄身を
崩しながらぐちゃぐちゃにして
少しだけ食べた。

ほんの少しだけしか食べていないのだが
母としては
少しだけでも食べられたことに安堵した。

気がついたら
赤ちゃんの頃のに舐めていた
歯固めは必要なくなり
気がついたら
敬語を使っていた。

娘は目覚まし時計が欲しいと言う
もう自分で起きるのだと気が付いた。
おもちゃは欲しくないそうで
ネイルカラーとカラーコンタクトをした
女の子に憧れている。

気がついたら全てが動いている。
多分私も動いている。
体重はきちんと増え
不恰好な背中と腹は
迫力に満ちている。
あなたも歳をとったわねと思うが
その背中に
たくましさがないわけでもない。

毎日どうしようもないことだ。
何が進んで
何が成長なのかなど
知る由もなく
日々は過ぎていく。

毎日どうしようもないことだ。
何が進んで
何が成長なのかなど
知る由もなく
日々は過ぎていく。


※子育ては受容と諦め、というのは我ながら正しいと思っています。
しかしながら文明が成長しすぎて、noteがアプリから見られなくなったのは、なんなんだとは思うわけですよ。わしの怠惰なのは間違いないのは百も承知なんで、むしろ成長とか言っちゃダメかもしれない。
とにかくですね、アプデしろアプデしろと再三言われましたがね、無理なものは無理でした。  
ブラウザ更新、未だ全く慣れません。
おばちゃん、がんばれ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?