ありのまま生きられない人たちへ(だいたいみんなそうだよ)

ヤフーニュースをテキトーに流し読みしていたら、何やらキムガーダシアンさんが話題のよう。
どうやら、マリリンモンローさんが着たドレスを着用しメットガラに出席したみたいなんだけど、その行動について皆さん色々ご意見がある様子。

今でこそど迫力なキムガーダシアン氏ですが、昔はパリスヒルトンの仲間たち。ってな立ち位置だったようで、よくいるアメリカ人って感じでしたね。だが、いつの間にやらお騒がせセレブ系ハイパーアメリカ人として現在進行形で進化中。
気がついたら身体もとってもボリューミーになっちゃって、バンバンバーンって感じのセレブ感が素敵。

Wikipedia情報によると、私とさほど身長は変わらないんだけど、きっと隣に立つと全然サイズ感が違うはず。とにかくめちゃくちゃびっくりするに決まっているのだ。(私が)
きっとそう多分そう。アメリカってそういう国。

さて、マリリンモンロードレスとキムガーダシアン氏。
マリリンモンローさんは言わずと知られたあのお方。そんなマリリンモンローのドレスは、レンタル料も半端じゃない。つーか金額じゃはかり知れない価値があるわけです。
でもまあ、そのレンタル料金はすごすぎるわけで、この会場で一番高価で価値あるドレスを身につけるのは、ワタシ♡ってな理由でお召しになったのかどうかは定かではないですが、とにかくそれを身につける事を選択したキムガーダシアン氏。
でもね、キム、

サイズ全然違うんじゃないの。

そう、近年どんどんボリューミーなボディーになっているキムガーダシアン氏の身体に、そのドレスは小さすぎたのです。

そんなわけで、3週間で7キロのダイエットをしたとかなんとかで、その身体を小さなドレスにねじ込む場面が動画公開されてました。
わたしゃそれを見て思いましたよ。

そこまでして着る必要ある？

ってね。

痩せたにも関わらず、キムは必死こいてそれを着用していました。
今時大の大人が、十二単衣、ウェディングドレスもしくはレーザーレーザー(スーパー早く泳げる水着)以外を3人がかりで着ますかね。
悪いけど

着ませんよ。

矯正下着を身につけ、そのお肉を無理やりドレスにねじ込む姿は、はっきりいって醜かったです。
おまけに、結局ファスナーは全部閉じず(閉じれない)一部開いていたって噂まであるんだもの。

正直みっともない。

モンローのドレスが着たいのであれば、自分のサイズに合わせてレプリカ作って着るのが筋ってもんじゃないですかね。その方が、行いとしてもファッションとしても品があります。(結局パーティ中に身につけたのはレプリカらしいようですが)

大事な舞台に虎の威を借りて上がってしまったキムガーダシアン。
でもね、そんな事しなくったってアナタは素敵なんだから、という人がどうしていなかったのだろうと、私は悲しくなります。
誰だってありのままでは生きられらない。
皮肉にも彼女は、それを証明してみせましたね。

この世の人間は誰だってありのまま生きていません。それはあの魔法のエルサだって同じ。
彼女はありのままで生きられる、と言いながらかなり凝ったメイクをし、ムダ毛を抜きさり、爪先に激痛の走りそうなピンヒールを履き、寒空な中大声で歌っています。
これのどこが

ありのままじゃボケ。

ぶつぶつ言っておりましたが、話題としてはかなり旬が過ぎた状態での投稿となりましたのを、申し訳なく思っております。
この件で考えさせられるのは、生きるのって難しいっていうか、自信を持つって大変なんだなというか、持つべきものは自己肯定感だなとか、そんな事です。
だってさ、なんでも持ってるアメリカンセレブなのにさ、わざわざサイズの合ってない他人の褌ドレス着ちゃうんだよ。なんだか超悲しくない？

キムガーダシアンですら、自分の全てに自信があるわけではないようです。
つまり自分に自信がない事は当たり前、自己肯定感が低めなのは当たり前です。
自信が持てない？積極的になれない？どうしたらいいか分からない？
ウン、大丈夫！それ

普通です。

そんな気持ちみんな持ってる。もはや没個性的なレベルでみんなそうだから、安心して！！
だからさ、もうさ、そのまんま歩いちゃえばいいってマジで。
え、オレは自信みなぎる人間？？
ああ、そういう個性的なやつらは

ちょっとオカシイかも

だから、そのまま生きていけばオッケー。
今後も我々を力強く引き上げてくれよな。

カッコいい人たちはありのままなフリをして、めちゃくちゃ頑張って生きてます。優雅に泳ぐフリしてめちゃめちゃ足をかいてるカモと同じです。
コレ、結構キツイんだな。

ありのまま生きられない人たちへ。
みんなそうです。ほとんどそんな感じです。
だから今まで通り、好きなもん食べて好きな服着て、嫌々学校いったり仕事したりしましょう。
みんなそんな感じなんだからさ、楽しめるところで楽しむしかないじゃん。
まっ、あんまり気負わず気だるくいきましょ！

以上、寝床からダラダラお伝えしました。
桃子より。