2019年2月21日(木)

朝、人間が詰まっている中央線のなかで無理な体勢を取って何とかしてヤフーニュースを見ていた、そんなに首を曲げてまで無理に見る必要は全くもってなかった、御茶ノ水駅に着きそうです着かないというのを繰り返してようやく着いて降りる段になったあたりで「今年のJ1はこうなる!」みたいな見出しが最後の最後に滑り込んできた。ありがちな見出しだし似たようなものを何度も見ているはずだが今日は憤慨に近い違和感を覚えた、「こうなる!」という文言が引っ掛かったのだと思われる、どうせ外れるのに何を断言しているのか。

全体として酒を飲んだ翌日、という感じの日だった、別に二日酔いで頭が痛いとか身体を動かすのが億劫とか、そういう明確な負の要素が感じられるわけではなかった、しかし何と言うかふわっとしているというか、酒を飲んだ翌日はこうなる、としか言いようのない感覚に陥っていた。陥っていた、だとやはりネガティブな感触があるがむしろ仕事は捗った気がする。気のせいかもしれない。

回収しそびれていたかつての飲み会の代金7,000円を徴収したから嬉しかった、簿記で言えば借方に現金、貸方に未収入金の仕訳が起こされるということになる。これで試験会場まで行く金が手に入った、辿り着いたところで合格できるかは別の話だった。というか簿記は理屈が分かっていたところで当日にケアレスミスをひとつでもしたら全てがズレておじゃんになって、ケアレスミスをする確率は「する」か「しない」かの50%だ。合格する確率についても「する」か「しない」かの50%で、奇しくもこの数値が合致する。まるで貸方と借方の関係みたいだ! などと下らないことを言っている暇があったら勉強しろよと、3月某日に発表される合否を確認して落胆している私が言った。

#日記 #エッセイ #小説 #創作

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