2019年2月17日(日)

経理部門の人間の精神はどうなっているのだろうか。そう訝しまざるを得ないほど簿記という概念に興味が湧かない、むしろ尊敬の念すら抱いている。というか何で俺はこんな架空の会社の架空の帳簿を付けているのだろうか。演習問題を解きながら感じていたあれは怒りというものが一番近い。次点で虚しさ。すでに金もなく、試験日は給料日の前日であるから一層の貧困が予想され、果たして祖師ヶ谷大蔵までの交通費を捻出できるか。というか万が一合格したあかつきには受験料だけでなく交通費も負担してくれはしないだろうか。祖師ヶ谷大蔵には木梨サイクルとソフトクリームが妙に美味いホームセンターがあるはず。

デニムオンデニムも意外といけるのではと思った。あとは消費期限を一日だけ過ぎている生卵を食べた、製造日から消費期限まで一週間以上ある食品の場合は、まあ二日くらいは過ぎてもいけるっしょ、というルールに従った。

家でも書き物ができるぞ、という状態を作ろうと思って試験的に作った。と言ってもそれは空間的な問題ではなく単なる精神的な問題で、要はやる気というかベッドに寝転がることを遠ざける気概だった。書くこと自体には成功したが内容は果たして。

ベッドに寝転んで家に落ちていたソンタグの【反解釈】の序盤を読んだ、面白過ぎて読み直したいと思った。簿記の学習より優先すべきかどうか、明日には決定が下されるだろうと私が言っていた。

#日記 #エッセイ #小説 #創作

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