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もう1人の自分に「そうだよね」と言わせてみる。

明日は自分にとって結構大事な局面の日なので、今日は朝から不安を抱えています。
明日が無事に終われば、この不安はなくなるのですが、不安を抱えながら生きるというのはなかなか体力の使う事です。

実はこれ、本当は不安を抱えていることではなく、「不安を追い出そうとしていること」に体力を消耗しているんですよね。
もっと言うと、無意識に不安がっている自分を自分が情けなく思って、責めている場合もあります。
私は結構不安になっている自分を責めてしまうタイプで、気を抜くと心の中に飼っている鬼コーチが「クヨクヨすんなよしっかりしろよ」とムチを打ってきます。

でも不安が解消できるのは、明日が無事に終わることです。
逆に明日が終わらなければ、どう頑張ってもこの不安が癒されることはないのです。

今日それに気づいた私は、不安がる自分に向かって、試しに「そうだよね」と声をかけてみました。
「そうだよね。今の自分にとってみれば、明日は不安だよね」と。
すると、肩の強張りがふわっ、とほぐれ、文字通り肩の力が抜けていくのが分かったのです。
むしろ、こんなに肩に力が入っていたことに気づかない自分にびっくりしました。

どうしてこの方法を思いついたのかというと、先日泣きながら悩み相談の電話をしたことがあって、その時に相手が言ってくれた「そうだよね、そうだよね」という言葉に、すごく救われたからです。
自分の悩みだけではなく、今の状況ややり方が気に入らないだとか、結構周りに対しての汚い愚痴も言っていたので、余計に「私がそう思うことを受け入れてくれた」ことがとても嬉しかったんですよね。
だから、それを自分で自分にもやってあげようと思った。

どれだけ自分の気をそらそうと、懸念事項を解決させるには、その懸念事項と向き合うことが必要です。
向き合おうとしているから不安になるのだから、自分を責めるのではなく、向き合おうとしている自分を応援してあげることが大切なんじゃないかな、と思った今日でした。




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