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皆様にお願いがあります。どうか私たちkaeneと、お取引きしている縫製工場さんの応援者になってください。



改めまして、そして初めましての皆様、kaeneでディレクターを務めさせていただいております、株式会社侶丹(ロダン)の日永と申します。

kaeneとは主に結婚式やパーティー・セレモニー時に着用する、女性向けのドレスやスーツ等を提案しているブランドです。



今現在我が社は、私が入社して2度目となる大ピンチを迎えております。

そしてこの大ピンチは我が社だけの問題ではなく、たくさんの人々が関わっているので、範囲としましても以前記載しました1度目のピンチとは大きく異なります。




ピンチの内容

結論から申し上げますと、新型コロナの影響で結婚式やセレモニーは中止・延期となり、kaeneの洋服がほとんど売れなくなりました。

そしてそれに伴い、関連工場のモードアンナ含む全ての協力工場さんにお仕事が出せなくなってしまい、このままいけば共倒れになってしまいます。

私たちがお仕事を依頼している縫製工場さんを簡潔に記載すると、我が社の商品のみを縫ってくださっているところが関連工場含め2社、我が社をメインで縫ってくださっているところが3社、我が社がメインではないですが長年お付き合いしてくださっているところが3社ございます。その他に、新規でお取引きさせて頂いてるところが数社ございます。


現在の状況を具体的な数字で表すと、通常でしたら5月は約3000枚の洋服を各縫製工場さん(特に上記8社)に振り分けてお願いするのですが、4月24日現時点で5月の生産予定枚数はたったの40枚です。

そして、

6月 約2700枚の予定が100枚

7月 約4000枚の予定が100枚

今後も今のところ、これ以上の予定は一切入っておりません。


これは事実です。


この事実に関しては、ウイルス蔓延を予測することは出来なかったとしても、一時的にでもkaeneの洋服(ドレス)が売れなくなる、世間から必要とされなくなる可能性があるかもしれないという仮説を立てずに、あぐらをかいていた私の怠慢だったと今更ながらに痛感・反省をしております。




このピンチを乗り越えるための対策①


ここ2ヵ月間各工場さんと何度も電話で話し合い、現状把握と情報交換を繰り返してきました。

予想通りではありましたが、日本の縫製工場さんは昔から儲かりづらい仕組みであるということも含め基礎体力が低いため、国から融資を受けたとしても、この状況が続けばあっという間に最悪の事態を迎える事となります。


この状況をなんとか乗り越えるために先ず、関連会社のモードアンナを雇用調整助成金を使って、1か月間クローズすることを決定しました。

そして、ここから何とかして1枚でも多く仕事を生み出し、協力工場さんに優先的に仕事を回すことに決めました。


縫製業のコトを知らない人からしたら、どうせ仕事無いんやったら助成金使って休ませた方が得やん!なんかカッコ良さげなこと言ってるけど、結局私得じゃね?と思われるかもしれませんが、技術とは日々研鑽を重ねないと衰退していきます。

今までモードアンナが1か月もの長い間手を休めたことは、創業以来1度もありません。縫製工場にとって1番大事なものは「技術」です。

他の工場さんも同等に助成金を使って一時的なクローズを選べますが、今のところ皆様それを選んでおりません。ここまでお伝えすれば、どういうコトかご理解いただけるかと思います。






このピンチを乗り越えるための対策②


前回のnoteにも記載したように、私は日本中の全ての縫製工場さんを救うことは出来ません。

しかしながら、私に関わってくださってる縫製工場さんは何とかしてでもお力添えしたい。そしてこれからも共に力を合わせて、皆様により良い商品を提供していきたい。

その思いで今回、以前から我が社と深く関わってくださっている縫製工場さんと私たちが生き残るために、幾つかの緊急企画を打ち出すことを決めました。




先ず第1弾は、

kaeneが作るカジュアルライン

元々kaeneは、結婚式やパーティードレスの型にはまらないデザインを提案してきました。
そんな私たちが今だからできることについて、いろいろと考えました。

外出自粛中の今、散歩や日用品の買い出しに行くこと自体が、特別になっています。
わずかな時間だけでもkaeneの洋服を着ることで、少しだけワクワクした気持ちになってもらえたら‥

そんな想いを込めて、日常で着れるカジュアルラインを作ります。

日常で着やすいように、シンプルで使いやすいデザインです。
もちろん家の中でも着ていただけるように、肌触りのいい軽めの生地を選んでいます。


そしてただ作るだけではなく、こういう状況下ですので良い物をより買いやすいお値段で提供するために、思い切った価格設定にしています。いわゆるお値段以上です。

なぜお安く出来たかと言いますと、シンプルに私たちkaeneの儲けを最小限にしているからです。そして、工場さんには通常よりも高い工賃(工場の儲けが多くなる)を出します。


kaeneのドレスをお持ちの方はお分かりだと思いますが、kaeneは品質と値段のバランスにとてもこだわっています。そして何よりもパターン※に一番力を入れているので、着心地やシルエットにかなり自信を持っています。


※ファッション業界におけるパターンとは、服を作るための設計図、つまり、型紙を指すもので、服の見た目を形よく、着心地よく完成させるために作られます。上質な素材の布を使っても、パターンが悪ければ台無しになるし、また、有能なデザイナーがデザインを手掛けても、そのイメージを具現化することができなくては、素晴らしいデザインを世に発信することはできないのです。
パターンは、服作りにおける要ともいえる重要な工程です。
よりいいものを仕立てるためには、デザイナーのイメージをそのままに、正確に再現したパターンを作ることが大切です。 (引用より)

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7月出産予定の、チーフパタンナー桃ちゃんと、金髪リカちゃんが渾身のパターンを引いております!(画像はドレーピングという工程ですが・・・)




それに加え、上記の縫製工場さん達の上質な縫製技術が入ることで、お値段以上が完成されます。


これらの商品を手にされると、同じ価格帯※で日本以外のアジア諸国で作られた商品との違いが、絶対に分かると自信をもってお伝え出来ます。是非この機会に、日本製の良さも体感してください。

※アジアにも素晴らしい工場さんはたくさんあるので、同じ価格帯でというのがポイントです


そして工場さんに1枚でも多くお仕事を出せるように、皆様、どうか私たちの応援者になってください!!


応援の仕方:この思いを共感していただけましたら、今回の商品をご購入していただくか、知り合いの方々への口コミやSNSでの拡散にご協力ください!!




今回は完全予約制の商品で、受注期間は4月27日から5月6日の10日間となります。kaeneonlineshopでご予約可能です。
4月27日、明々後日の18時より、kaeneのInstagramのライブで商品をご紹介・説明させていただきます。


本来、こういうのに参加するのはとても苦手なのですが、今回はいつも以上に本気なので、私も撮影と声だけ参加させていただきます。

噛み噛みだったりテンパったりするかもしれませんが、それも楽しんでいただけると有難いです。



最後になりますが、今回各工場さんと何度もお話をさせていただき、最初はどうにかして力になれればと考えていたのですが、百戦錬磨の社長さん方ばかりなので逆に勇気づけられ、中には「工場を守りたいとかキレイごとばっか言わんでいいけん、先ずは自分の会社が生き残るために頑張れ!日永君とこが生き残れれば俺らも生き残れるっちゃけん!」と叱咤激励していただき、その強さと優しさに泣けました。

そして皆さん最後に必ず、「日永君、、、期待しとるけん!」とちゃんとプレッシャーを与えてくれました笑


皆様、何度もしつこく申し訳ございませんが、どうかどうか縫製工場さんと私たちkaeneが生き残れるように、お力添えのほど宜しくお願い致します。




縫製工場さんのことも別で記載しておりますので、ご興味が有る方は是非ご覧ください。



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kaeneというレディースのドレスブランドを運営。 https://www.kaene.jp/
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