「世界の絶景」 5.海と空 その2 海と空のハーモニー
1. ダーバン(南アフリカ共和国)
◆ビーチが美しく、インド文化が根付く南アフリカの港町
ダーバンは美しいビーチが魅力的な港町である。
19世紀に労働力としてインド人が多く移住したため、あちこちにインドの文化が融合していて、本格的なインド料理が楽しめる街でもある。
晴れた日の早朝のビーチには、長い桟橋の上で釣りをする人々、そこに群がる海鳥たち。朝焼けの空と椰子の木、等々。被写体には事欠かないカメラマン垂涎のフォトスポットだ。
2.プエルト・アヨラ(ガラパゴス諸島)
◆世界自然遺産No1のガラパゴス諸島観光の拠点
プエルト・アヨラは、ガラパゴス諸島(エクアドル)の中心部にあるサンタ・クルス島の南岸のアカデミー湾に位置し、ガラパゴス諸島観光の拠点となる港町である。
多数の漁船が停泊する港の夕景は風韻に富んでいた。
3.コパカバーナ海岸
◆弧を描く海岸線が海と空の絶景を創る
コパカバーナは、ブラジルのリオデジャネイロ市南東部に位置するリゾート地である。
レーミからコパカバーナ要塞まで、 4.3Kmにわたって美しい海岸線が伸び、弧を描くように白い砂浜のビーチが続く。
ビーチでは日光浴や海水浴、ビーチバレーを楽しむ人たちで賑わっていた。タンガと呼ばれるビキニを身につけた美女が闊歩し、どこからともなくサンバが流れてくる。
宿泊したリオ・オットン・パレスの18階の部屋からは、街並みと海岸線が半々に見ることが出来、朝な夕なに、またとない光景をみせてくれた。
4.チビタベッキア(イタリア)
◆夕日が美しい港街
チビタベッキアはティレニア海に面した港町であり、首都ローマから西北西に約80kmの距離にある。
「古代の街」を意味する「チビタベッキア」の街は、市内の所々に残された崩れかけた城壁が「古代の街」を思わせるが、駅周辺や中心地は良く整備され、海岸沿いには広い道路が通る綺麗な街だ。
夕方、カメラを持って海岸通りを歩いた。丁度、夕日が西の海に沈みかけていた。
写真①は7:13pm、写真②は7:24pmに撮影したのだが、僅かな時間差と露出(写真下に表示)の違いによって随分印象が変わることに驚いた。因みに両方とも、画質モードはRAW、ホワイトバランスはオートである。
5.オークランド(ニュージーランド)
◆白く長く雲のたなびく
ニュージーランドは南北2つの主要な島と、多くの小さな島々からなる。
その北島に位置するオークランドは国の人口の約1割が暮らす最大の都市である。
正式な国名として認められている「アオテアロア」はマオリの言葉で「白く長く雲のたなびく地」を意味しているが、オークランドの港に差し掛かった時、太陽が昇り始めた空に白い雲がたなびいていた。
6.リチャーズベイ(南アフリカ共和国)
◆貨物港とは思えない美しい港
リチャーズベイ港は、クワズールー・ナタル州の北東沿岸に位置し、南半球で最大の水深23.7メートルの自然港である。
大型船舶も入港できるポートとして、鉱物資源などの輸出に利用される貨物港として知られている。
観光クルーズ船が利用する港のような賑わいはないが、活気がありながらのんびりとした雰囲気を持つ港町だ。
早朝にクルーズ船が入港した時、昇りはじめた太陽が東の空を赤く染めていた。まだ明かりの点いた港の街路灯がまるで宝石を並べたように輝き、貨物港とは思えない美しい景観を創っていた。
7.ハナウマ湾(ハワイ)
◆オアフ島随一の人気スポット
ホノルル東部の南東端にあるハナウマ湾は、火山の火口が波の浸食で美しい入り江になった自然公園。
この島1番人気のシュノーケリング・スポットとして毎日大勢の人で賑わっているが、海、砂浜、空、ヤシの木がセットになった風景が撮れる展望台は、写真愛好家にとっても人気のスポットだ。
8.モーレア島・ティキ・ビレッジ
◆「海と空のハーモニー」が織りなす絶景
ティキビレッジは、1999年 オリビエ・ブリアック氏 がポリネシアの文化の魅力に引かれて、ポリネシアのアーティストと民芸職人の為に作った村だ。タヒチの伝統的な家屋が再現されていて、そこで昔ながらの暮らしの様子を垣間見ることができる。
ビーチの空は晴れ渡り、スカイブルーとマリンブルー、白い雲と海上コテージのシルエット。まさしく「海と空のハーモニー」が織りなす絶景だ。
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