「経営者が今できる5つの財務戦略」という記事を読んで、私の場合
この投稿は、私のフェイスブックに書いて、大変、反響があったので、忘れないようにnoteにも掲載しておきます。https://www.facebook.com/kaeko.hino
日野 佳恵子 5月2日 11:17 ·
経営者のつぶやき
「経営者が今できる5つの財務戦略」という記事をダイヤモンドからシェアします。山崎元氏の引用文です。記事は、
「借りたら返すな」は大久保圭太氏著書です。←アマゾンにリンク
タイトルだけ読むとすごいけど、実際に経営してきた私自身、この通りに近い感覚の対策で生き延びてきた感がある。苦しいときこの本、買ったなぁ。
書かれていることは、一つ。現預金確保。
利益か借金かは日頃は大きな差。
しかし、有事には、どちらでもいいから現預金があること。
これだけが会社を残す。
痛感します。
私はリーマンショックで大打撃、震災でダブルパンチ。
瀕死になりました。
長く広島に本社を置き、東京と広島に付き合っていた金融は、順調時に最大8行。
借りてと言われたら最小で借りて、
早めに返してまた借りて。
年に一度、全銀行周り日を決め、
計画書を持って行脚。
これはずっと続けている。
ご担当は、2年に一度は変わる。
毎回、一から何をしている会社かを説明。
月次試算表は毎月、郵送。→未だにメール添付はダメという金融多い。だから緊急では時間かかる。
しかし、今回、有事が再び来た。
新しい会社をいくつか手伝っているが、金融取引や政府系金融と取引のない会社は、驚くほど手続きに時間がかかっている。
が、わたしには、多くの金融側から電話があり、大丈夫ですか?いくらいりますか?何ヶ月持ちますか?とスピーディ。
え?ありがとう!?、と昔を考えると嘘でしょ?
という感じが起きた。
銀行は、晴れの日に傘を貸し、雨の日に傘を貸さない、という。これは本当。
しかし、その意味は扱う商品がお金だからであって、本来、商売は、銀行に限らず、誠実に関係を築き、いざというときに、判断する書面や履歴があることが、銀行マンにとっても助かるのだ、とよくわかる。
一番大変は、創業間もないときだろう。履歴がない。
今回の有事は、事業30年目にして振り返ると、ベスト3に入るはず。
しかし、金融の動きは、1.2のときと全く違う。
経営者が金融とどう付き合っていくと傘を貸すのか。
いまさら30年目にして、強く実感させられている。
いまは、厳しく辛い状態の経営者の方、多いと思う。が、少ししたら、こんな本音の話は、今月立ち上げる「女性の実学」で赤裸々に伝えていきたい。
経営者は、売上の話はしても、財務の話を経営者同士ではなかなかしない。
日本人はお金の話は苦手。個人も同じかもしれない。
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