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人生フラフラロンドン日記 ~Week 9~

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ロンドンに来てから9週間が経過。イギリスは先週の金曜日から4連休、曜日感覚が無くなってしまっているので忘れていた。早めのGWっていう雰囲気。どこもかしこも混んでいるのですっかりコロナなんて無い世界のようだ。火鍋を食べに行こうとしたら3時間待ちで笑ってしまった。そして先週から明らかに空気が春の匂いに変わった気がする。月曜日に外に出て驚いた。気温も20度近くまで上がって最高。公園でピクニックしている人もかなり増えた。

やっと…やっとなんですね…!もう春だって信じてもいいですか…!?

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大英図書館で作業をしていたら、急にサイレンが鳴り響いて追い出されてしまった。外でうだうだ待っていると屋根付近でスプリンクラーの放水が始まって謎の歓声が上がる。ボヤ疑惑だったようだ。自分を含めてサイレンが鳴っても誰も気にしていなかったことにも驚いた。すぐに係員が来て、「出てくれ」と言われたが。

奇しくもこの日はNYでは電車内で銃撃があった日だった。もう少し、サイレンには敏感になった方がいいなと自戒。全く開きそうにない図書館を横目にテラスで弁当を食べた。太陽が気持ち良くて春は最高。

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イギリスに来てから初めてフィルムの現像をした。フィルム1本あたりの現像とデータ化で£3、時間は大体1週間ぐらい。ロンドン内では多分、最安値のお店を選んだのもあるけど現像だけ見たら日本よりも安い気がする。お店で名前・メアド・電話番号を書いて、画像のD Lコードが届く形だった。普段なら青味がかるロモのフィルムがオレンジがちゃきちゃきした色になっていた。光漏れも色温度も大丈夫なはず。現像過程なのか日本から持ってきた時のX線のせいなのか。原因がわかる有識者の方いたらぜひ教えてください。あとサブロク4本現像出して写真は沢山あるから、それだけでnote載せようと思う。

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土曜日はトラファルガー広場でVaisakhi Festivalなるお祭りがあった。キリスト教、イスラム教、仏教、ヒンドゥー教に次いで世界第5位の宗教、シク教の伝統的な祭日らしい。Langerと呼ばれる「すべての人に無料で食事を提供する文化」があるみたいなんだけども固焼きのナンと芋のカレー煮みたいな食事が無料で提供されていた。中々ウーマでした。この食事の作り方講座と一緒にこのLangerの持つ意味の説明もしていた。

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年間1500人しか手に入らないこのYMSビザを手に入れても、手放してしまう人もいるらしい。天邪鬼なので交流は取らずともTwitterでYMSの人のつぶやきを見たりしていたが数人は2ヶ月経たずして既に帰国してしまった。パリ症候群ではないけども、ロンドンはやっぱり住みにくい街だと思う。多少英語が話せるか、それが無くても生き抜くバイタリティが無いとかなり厳しい気がする。後者を持ち合わせていない僕は少しも話せない状況でここにたどり着いていたら2ヶ月内で普通に帰国していた自信がある。前者と言っても初心者に毛が生えた程度の英語力だけど…。全然見つからん家探しにNHSとかの医療関係、もちろん職探しも含めて全てが異国の言葉っていうのはやっぱりかなりストレスフルだ。あと物価。物価と物価と物価。1ポンド、165円って何ですか。

どうしようも出来ない日本との距離と時差、人間関係だったり、生活の不便さだったりでかなり落ち込む時は多かったけど、それでもまだイギリスにいたい自分がいることに驚いたりもする。それは雨ばかりの天気の中で綺麗に晴れたり、人に見せたい景色に出会えたり。あとはやっぱりロンドンを歩いてる自分が好きなので。自惚れです。イギリス生活はまだまだ続く。

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酒を飲んだ後にラーメンを食べるというザ日本なムーブ、最高。

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