自分の母親のやりたかったことはなんだろう。西園寺さんは家事をしない、最終回より。
火曜日に放送された
「西園寺さんは家事をしない」の
最終回のネタバレを含んだ感想となります。
よって、ネタバレNGの方は、
引き返しお願いします!
お昼休み、西園寺さんは家事をしないを見ながら涙する
昨日のお昼休み、一人テレワーク日
だったので、昼食を食べながら、
録画で最終回を見ていたら
とあるシーンで涙がポロポロ。
西園寺さんの母親役の高畑淳子さんの
語りシーン。
母親は、西園寺家の家事を文句言わずに
一手に引き受けていたが、
西園寺さんが高校生くらいで、
何も言わずに家を出て行ってしまった。
西園寺さんは、ずっと家事が嫌だったんだろう
と思っていたが…からの下りです。
このセリフを聞いて、
専業主婦だった自分の母親と重ねて
しまいました。
なぜかというと、先週の連休にて帰省した際、
再度私の退職について、母親と小一時間
娘を寝かせた後話しました。
初めてその意思を伝えた際は、
一応賛成はしてくれました。
が、その後母親なりに色々考えて、
何が退職理由なのかを色々聞かれました。
反対をしようとはしませんでしたが、
理解はしてもらえないのかなと思いました。
そして、それは、仕方ないことで、
時代的に、ワーママを選べなかった
母親からしたら、
なんでそんな恵まれた環境を
手放すのか理解できないということなのだと。
よって、前回は話さなかった
環境ではなく、仕事の面でも
新しいことに挑戦してみたいと
いうことも正直に話しました。
その時に、母親から出た一言が
心にひっかかっていました。
このことに対して、やらなかったのは母親なので
(当時は今みたいに情報もなかったとは思いますが)
自己責任といえば、それまでですが、
ネットもない時代に、
もし母親が30代後半で、
小学生二人を抱える子育て真っ最中の中で、
これをやろうと思えば、
父親、子供二人が母親の意思を尊重し、
母親をフォローする体制をとる必要があると思う。
でも、母親は当時家族を変えずに、
自分の裁量だけではできないと
思っただろうし、母親をフォローする体制を
期待できる家族ではなかったのだ。
家族だけでなく時代も。
そのあたりが、母親は子育てが終わっても
家族を捨てて逃げなかったわけだが、
西園寺さんのお母さんのセリフが重なったのだ。
私は家族にフォローされているのか
今の時代は、専業主婦だからすべてを
家族のために。という時代ではない気がする。
なので、専業主婦でも家族に
フォローされることはあると思う。
そして、ワーママの私も家族にはフォロー
されていると思う。
いろんな変遷があり、
家事は私と外注のみで、夫は
ほぼ何もしていないが、いざとなれば
フォローしてくれると思う。
そして、娘も働く母を応援してくれていると思う。
娘の休園日、家で仕事をしていると、
リモート会議を見ていた娘は、私に
「ママ、リーダーだね!」と声をかけてくれたり、
昼休み終わりに
「仕事頑張ってね」と言ってくれたりする。
私は自分の母親にそんな言葉をかけたことが
あっただろうか。(記憶にはない)
還暦過ぎた母親はまだ新しいことを始められるのか
上で登場した国家資格。
還暦過ぎてからチャレンジした人も
ネット上では、いた。
母親は、
「もう年でできない」と言っていたが、
それは、そうだと思うけど、
やってみてもいいのではないか?
と今は思っていて、
今度会ったら言おうと思う。
この場合、母親がこれに挑戦しようと思ったら
父親に説明し、父親のQOLを下げてでも
(そこは自分であげてくれ、父親)
やるという話し合いからのスタートで、
そこが一番ネックで、
その壁で止まりそうと娘の私からも
見えてしまうけど、
「家族でも言わなければわからない」
ドラマの中でもよくこの言葉が出てきた。