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84. Matter の開発環境を整える ~ 続き

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はじめに

今回も引き続き、Matter の開発環境のセットアップを試すことにします。
何故かって?
Building Matter — Matter documentation (project-chip.github.io)
このページを読むと、Docker を使わない方法もあるって書いてあるから


Azure VM Ubuntu Server 20.04 LTS

前回作成した Azure VM の Ubuntu Server 上で作業を進めます。
作業手順は、Building Matter — Matter documentation (project-chip.github.io) に従います。

リポジトリの clone

まずは、https://github.com/project-chip/connectedhomeip を clone します。

$ git clone --depth=1 https://github.com/project-chip/connectedhomeip.git

今回は Linux 向けだけの開発環境を整えたいので、Submodule の recursive clone は行いません。次に必要な Submodule だけ?を Pull?Checkout?します。

$ cd connectedhomeip
$ ./scripts/checkout_submodules.py --shallow --platform  linux

必要な開発用ソフトウェアのインストール

ビルドに必要なソフトウェア一式をインストールします。

$ sudo apt-get install git gcc g++ pkg-config libssl-dev libdbus-1-dev \
     libglib2.0-dev libavahi-client-dev ninja-build python3-venv python3-dev \
     python3-pip unzip libgirepository1.0-dev libcairo2-dev libreadline-dev

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