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アンチワーク哲学【ホモ・ネーモ】

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「労働なき世界」を実現するため「アンチワーク哲学」を紹介するマガジン。なぜ、誰1人労働しない世界が可能なのか? を徹底的に考察しています。
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#ベーシック・インカム

ベーシック・インカムの最大の弱点は「アホっぽい」ということ

ベーシック・インカムの最大の弱点は「アホっぽい」ということ

ベーシック・インカムという発想は、一見するとアホっぽい。「もうさー、お金配れば良くね?」「え、お金もらえるの?超ラッキーじゃん!みんな働かなくて済むじゃん!」と、世の中の仕組みをなにも理解していないアホが短絡的な思考の末に言いそうなことに見えるのだ。

世の中の大人の大半は、自分を賢いと周囲に見せつけなければならないという強迫観念に駆られている。

僕はベーシック・インカムが実現しない最大の理由は

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この社会では、役に立つ事業をやっていたら経営破綻するらしい

この社会では、役に立つ事業をやっていたら経営破綻するらしい

テレビを観ていたら大阪ガスが宅食サービスを始めるというニュースがやっていた。

献立を考えるのがめんどくさい人や、そもそも料理や買い物がめんどくさい人のためにサービスを始めたらしい。そのサービスでは食べたいメニューを選ぶという手間すらも肩代わりし、いくつかのアンケートに答えるだけで自動で好みにあった料理が届くとのこと。そんなことを大阪ガスのお偉いさんと思わしき人物が会見で話していた。

サービス過

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新しい労働哲学が難解な理由

新しい労働哲学が難解な理由

※今回の記事は、初学者向けの補講授業のようなものなので、既に理解している人は居眠りしながら読んでくれて結構である。

僕は労働なき世界を目指す「新しい労働哲学」の布教者なわけだが、世間一般に流布する俗流アンチ労働主義とは、似て非なる主張をしている。

だから、「労働なき世界」といった見出しだけを見て飛びついてきた俗流アンチ労働主義者は、僕の議論を読めば読むほど「ん?なんかよくわからんな?」となる可

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『アンチワーク哲学普及協会』メンバー募集中

『アンチワーク哲学普及協会』メンバー募集中

■労働なき世界は可能である上司のわがままに振り回されたり、モンスタークライアントに頭を下げたり、単調でつまらない作業に延々と取り組んだり、自己啓発書を読んで強引にキラキラしたやりがいを見出したりせずとも、労働なるものがなくとも、誰もが豊かで幸福な人生を歩むことができる。

そんな「労働なき世界」が可能であると言ったなら、あなたは信じるだろうか?

その世界では、あなたや僕が労働しないだけではなく、

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