幼い子がいるお父さんは、日傘を持つべき
暑いです。これからもっと暑くなります。
毎朝、長女(2歳)を保育園に連れて行きますが、晴れた日は、朝8時ですでに日差しがキビシイ。最近の夏の殺人的な日差しを思うと、少しの時間でも直射日光は避けたいところです。
大人だけのときは、あえて遠回りしてでも涼しいルートを選んだり、最悪我慢してなんとかなったりしますが、小さい子連れだとなかなか思うように動けません。
ベビーカーだと幌を広げてある程度の日陰はできますが、地面からの照り返しで結構暑いようで、それはそれで心配ですし、そもそもずっと座ってくれません。
抱っこ紐にも、紐で肩ベルトに固定する赤ちゃんの頭カバーが付いてたりしますが、炎天下だと、日よけじゃなくて蒸し焼きになりそうです。
帽子?ずっとは被ってくれません。気がつくとなくなってます。
お父さんこそ、日傘を使おう。
夏は、こどもを連れて出かけることも多くなる季節です。お父さん一人で、こどもを連れて出ることも増えることと思います。
自分が平気なので気にしていないうちに、うっかり長時間直射日光を浴びています(自分もそうですが、どうも「これくらい大丈夫だろう」とお父さんは思いがちな気がします)。小さい子ほど、日差しに弱いです。
常に確実に日陰を作る方法というと、やはり日傘です。
差しておけば、手を繋いでいようが抱っこおんぶしていようが、状態に関係なく、片手で大きな日陰を作れます。
日傘は女性が持つものというイメージが強く、実際に売り場に行っても、百花繚乱の女性用日傘に比べ、男性用日傘はそもそも在庫がない、あっても選択の余地はほとんどありません。
ある大手デパートで男性用日傘の在庫を今年の5月に聞いたところ、6月くらいからじゃないと入荷しないとのこと。昨年の夏に買いに行ったときは、8月終わりにはフェードアウトして、買うか買うまいか迷っているうちになくなっていました。
今年はその反省から、暑くなる前に日傘を購入しました。
いい日傘があると教えてもらったのですが、オフシーズンじゃないと、あっという間に在庫がはけてなくなってしまう人気ぶりです。自分が買ったときも、入荷お知らせメールが届いて2時間後には、在庫がなくなっていました。
遮光と遮熱がしっかりしていたら、本当に涼しい。マジ日陰。
日傘には「遮光」と「遮熱」という機能があるようで、安いものだと前者だけだったり、両方あっても機能不足だったりするようです。
本当に涼しい影を作るには、両方がしっかり機能する必要があります。
試しに、炎天下で普通の雨傘を差してみてください。普通に暑いです。
今回買った日傘は、いずれもしっかりしていて、本当に日陰が涼しい。
初めて差したとき、驚きました。
機動性を考えて折りたたみ。ただし小さい。
機動性を考えて、最も小さくできる3段折りたたみの傘にしました。
自分が、普段から折りたたみでも大きめの傘を使っているせいもあると思いますが、かなり小さく感じます。子供を抱っこして歩いていると、上半身は常に日陰でも、足までカバーは難しいです。
また、おんぶの場合は、傘の先が頭や目に当たらないよう、注意が必要です。
それでも、頭を帽子だけで守ったり、ましてやそのまま日に当てておくことを思えば、安心感は比でありません。
厚手なのでたたみにくい。そのかわり、留め紐が2種類あった。
完全遮光の日傘は、傘の生地がとても厚く、普通の雨傘に比べるとたたむのがかなり面倒くさい。子供を連れたまま、都度たたみ直すのはちょっと無理です。
そのためか、今回買ったものには、完全にたたんだときに留める留め紐以外に、閉じただけの長い状態で留めるための紐もついていました。完全にたたまなくても、カバンなんかに入れておくことができて助かります。
晴雨兼用ですが、雨の場合はそうもいかないので、自分はあくまで対日光専用にしようと思っています。
おっさん自身のためにも、日傘を使おう。
正直、男性が日傘を差して歩いているのを見たことがありません。
現代の生活だと、都会も地方も関係なく、我慢出来ないほどの時間、炎天下を歩かないのかもしれません。
夏は、そういう日常を離れてレジャーに行ったりすることも多く、想定外の日差しにさらされることもあります。
おっさんの衰えた体力を強烈な日差しに削られぬよう、日傘が当たり前のように使われるようになればいいのに、と願っています。
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