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〜心の観察日記〜 そうか、相手をクレーマーと見ていたのか

学生時代、仲の良い友達と一緒にアルバイトをしていました。
店長を始め、スタッフ同士の仲も良くとても居心地の良い環境でした。

そんな中、友達がある日こんなことを告げてきたのです。
「Aさん(店長の次に偉い人)と、どうも相性が悪い。あの人の前だと、普段の自分じゃ絶対しないようなミスをする」と。
その後、本当にそうなの?と注意深く観察していると、確かに二人の相性は合ってないように感じました。
友人は、ミスをして怒られないようにないように気をつけようと思うほどに、余計ミスを頻発して空回ってるように見えましたし、それにいち早く気づくAさんも「またお前か(怒りマーク)」と、更に彼女に対してダメレッテルを貼りまくり、イラついているのが分かりました。


さて。話を今に進めます。
当時の友人にとってAさんがそうだったように、私にも今、そういう相手がいます。

時に仕事で絡むことがある方なのですが、私の中にある苦手意識が外側にダダ漏れており、想像した通りのダメな結果、世界を築いていってしまうのです。


そして今日も起きました。
お互いにとって決して心地よくないメッセのキャッチボール。
心がどんどんすり減っていくのが分かります。

あぁ、、不毛だ。。不毛すぎる。なんだこのやり取り。


一旦手を止めて、自分の内側に目を向けてみることにしました。
この外側の嫌な世界を生み出していることは、なんだろな?


ノートを開いて、ひたすらひたすら、書き出していきました。
最初は、もう止まらぬ悪口です笑
いいんです。一気に吐き出しちゃった方が、こういう時は。
そのうち、事実と解釈、感情に分けてみて、若干冷静になってきたところで、
「これが別の相手とのやり取りだったらどうする?」
「このやり取りから得られるものは?」
「自分ではなく、友人に起きていることだったら、自分はどうアドバイスできそう?」
などなど、自分に質問を投げかけてみたり。


そんな風にどんどん心のうちを観察してくと、こんな風に相手を見ている自分に気づいたんです。

あ、自分は相手のことをクレーマーだと思ってる、って。

だから相手の言葉の一つ一つがトゲトゲ、ネチネチ耳に入れたくない言葉に感じるのだろうな、と。


そしてそこから更に、自分にとってのクレーマーの定義を出していきました。
1)敵。できれば関わりたくない、仲間になれない存在。
2)気づくためのヒントをくれる存在。

では、2の場合、何に(どんなヒントに)気づけたでしょうか?
それは、自分の中にある「価値観やパーソナリティ」でした。具体的には、
・お金の為だと割り切れない自分がいる(仕事の報酬を得られたとしても)
・ミスを認めたくない自分がいる
・評価されたい自分がいる
などなど…

そして最後は、こんな風に思えました。
少なくとも自分が起因したミスは謙虚に認めないとダメだな。リカバーできるアプローチを考えよう。
(今回の相手からの)評価は求めなくて良いや(今後も)。自分で認めよう。
って。


ここまで出たら、だいぶスッキリして、辛い感情に心を支配されさ続けずにニュートラルに戻れました。

もっと掘り下げていけそうな気もしますが、一旦今日はここまでで切り上げましたよ。

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