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PEARL career consultant(お仕事)

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法人向け人事コンサルティング(PEARL HR Design)、個人向けセッション(PEARL career consulting)に関するnoteです。#キャリアコンサルティン…
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活き活きと“はたらく”をデザインする 〜お仕事のご依頼について〜

門脇麗佳(かどわき れいか)PEARL career consultant キャリアコンサルタント/コーチ/人事コンサルタント Mail to : info@pearlcareerconsultant.com ■PEARL HR Design (法人向け人事コンサルティングサービス)私がサポートさせていただく上で、特に大切にしていることは「徹底的に話を聞く」ことです。 社員離職が続く、マネージャー志望者がいない、チーム連携が不足しているなど。表出している明らかな課題がある

「人生の正午」は自分と向き合う最高の時期

※この記事は、2020年に書いたものを、2024年今の自分の視点で書き直したものです。 「人生の正午」という言葉を聞いたことがありますか? これは、心理学者カール・ユングが提唱した考え方で、人の一生を太陽の運行になぞらえたものです。 産まれてから青年期、成人期とたどって太陽が昇っていき、40代から50代に差し掛かる時期に太陽が頂点に達する、まさに「正午」の時間。 この時期を迎えると、やがて太陽が徐々に沈むように、人生も「中年期」から「老人期」へと移り変わっていくことになりま

変われないのは意志のせいじゃない? 目標達成のカギは「裏の目標」にあり!

新年の目標がまたもや未達成に終わってしまった…。 どうして自分はリーダーとして変わることができないんだろう…。 なぜ部下や会社は変わってくれないのか…? そんな風に感じたことがあるのは、きっとわたしやあなただけではないはずです。 「自分のやる気が足りないから?意志が弱いせい?」と自分を責めたり、変わると言いながら変わらない部下にがっかりした、なんてこともあるかもしれません。 でも、それは本当に意志ややる気だけの問題なのでしょうか? 実はそうではないんです。 ロバート

【お客様の声】広げるキャリアと深めるキャリア

キャリアは「広げる」時期と「深める」時期があると思っています。 それぞれの時期を行ったり来たりする人もいれば、広げたのちに、一気にグッと深めていく、という選択をする人など様々です。 そして、今回キャリア・アンカーの講座を受けていただいたMさんは、その「広げる」時期の選択の仕方がとても特徴的な方でした。それは、自分が ”得意なこと” や ”好きなこと” の敢えて真逆の世界を覗きにいってみる、ということです。 学生時代は文系科目が得意だったというMさん。 国語や英語の授業は、

【お客様の声】世のため・人のための精神は中学生の頃から? Kさんのキャリア・アンカー体験記

これまでに色々な方にキャリア・アンカーのアセスメントを実施してきましたが、特に年配の方や経営者の方などに多く見られるのが、「奉仕・社会貢献」のアンカーです。 イメージがつくかもしれませんが、シンプルに書いてしまうと「世のため・人のため」という価値観です。 色々なキャリアを経験していく中で、やっぱり自分が社会の何のために働いているのか、存在しているのか、そういう使命感や志が根っこにあり、最終的にこの「奉仕・社会貢献」のアンカーに落ち着いた、という方が多いです。 しかし、今回

苦悩するリーダーの理解者でありたい

最近、私は次のような問いに出会いました。 「あなたは仕事を通じてどのような人を笑顔にしたいですか?」 その際、自分の中からはこんな答えが出てきました。 現状を改善しようと努力している人 努力しているが、何かがうまくいかず悩んでいる人 私は以前から、こうした人々を支えたいと考えてきて、この先も、きっとここがブレることはないだろうなぁ、と改めて思いました。 現在、私が人事面で支援している企業にも、まさにそうした状況にあるリーダーがいます。 数年前、はじめて出会った頃

【お客様の声】 自由な発想でキャリアを解き放つ!掟破りのTさんのキャリア・アンカー体験記

「私、実は、”掟破りのTさん”って、以前言われてたんです」 「“規則に沿って”とか、“マニュアル通りに”って言葉が本当に嫌いでした」 セッションが進む中で、そんな風に話してくださったTさん。 誰かに定められたり、当たり前とされていたやり方じゃなく、 彼女が自分の判断で、それまでにないやり方をドンドン試す。 そのほうが彼女にとって、確実に成果が出せると確信していたし、 実際に成果も出してきた、とのこと。 営業職としてバリバリと活躍されていた彼女の姿が目に浮かびます。 この

【35歳以上限定】自分らしい理想のキャリアを描く自己再発見講座

この度、ストアカから、「キャリア」に関する講座をリリースしました。 こんな内容の講座です あなたが毎日仕事に向き合う中で、心の奥底から湧き上がる 「もっとやりがいを感じたい」 「自分に合った仕事を見つけたい」 「このままでいいのかな」 という思い。 それは、ただの思いつきではなく、 あなたの内なる声が発しているサインかもしれません。 でも、実際には、 「自分には特別なスキルや才能がないしな…」 「今更変われるわけがない…」 と諦めて、日常を繰り返してしまう。 この講

バナナを狙え! 職場改善、社内制度チェックのススメ

研究者たちが行ったある実験があります。 柵の中には5匹の猿と、1つのはしご、そして天井から魅力的なバナナが吊るされています。 やがて1匹の猿がバナナを手に入れようと、はしごに登ります。 その瞬間、研究者はピュッと、残りの4匹の猿に天井から冷水を浴びせます。今度は違う猿が、はしごに登ると、同様に冷水のシャワーが降りかかります。 やがて猿たちは、「はしごに登る=ビショビショになる(嫌んなっちゃう!)」ということを学び、はしごに登ろうとする猿はいなくなりました。 次に、1匹の

【お客様の声|株式会社soui woodworks様】 遠慮の壁を壊そう!チームワーク強化のためのワークショップ

この度、株式会社soui woodworks様の社員の皆さんのコミュニケーションとチームワークを強化する目的で、2回のワークショップを開催しました。 2回目のワークショップ直後に、神保社長、そして参加くださった社員の方々に、ワークショップに参加されてみてどうだったか、インタビューさせていただいた様子を動画にしました。 ワークショップ直後、相当ヘトヘトなはずなのに、みなさん快諾くださり、ありがたい限りです。 動画の下には、 ・ワークショップ実施に至るまでの状態(課題感など)

深い海で「真珠」と出会う

入院生活はある日、突然にその強烈な痛みは、予告もなく、ある日突然襲ってきた。 いや、正直に言えば、これまでもときどき予兆のようなものはあった。 しかし、少し我慢すれば治っていたので、きっと大丈夫だと都合よく解釈していた……だけだった。 27歳のとき、婦人科系の病気で約一か月間の入院を余儀なくされた。 当時、電気メーカーのOLとして働いていた私は、所属する人事課の上司に電話をかけ、入院することになった事情を恐縮しながら説明した。 上司をはじめ、職場の皆さんは、「大丈夫? こ

自分の持ち味(光)を大切に 〜挫折から学びを得る〜

「あぁ、もうダメだ。全然ダメだった…」 ある企業での研修を終えてからの帰宅時、私の心と足取りはかなり重かった。 「もっと場を盛り上げられたら…」と、ひたすら自分を責めていた。 研修の内容は、ミドル世代の社員の方へ向けた「キャリアデザイン」だった。 これまでのキャリアの棚卸や、自己理解を深めるための個人ワークの時間なども多く取り入れたため、確かに“盛り上がる”内容の研修ではなかったかもしれない。 一方で、午後は別の講師が、別のテーマの研修を行った。そして、こちらは盛りに盛

「新年目標設定/達成ワークショップ」開催報告

「目標」または「目標達成」という言葉に、どんな印象を持っていますか? 「いつも自分の中にあるもの」 「一度決めたら、必ずそれは変更しちゃいけないし。また何としても達成しないといけないもの」 先日開催した「新年の目標設定/達成ワークショップ」は、そんな問いかけからスタートしました。 そして、上に記載したものは、その際の参加者の皆さんから出てきたメッセージです。 やはり、人によって色々と印象が異なるのだな、ということが分かります。 また、こんなお声もありました。 「毎年

屋号の変更、そしてサービスの内容と価格を変えて良かった2つのこと

今年に入り、私は屋号の変更、そして自分のサービスを(費用も含め)大幅リニューアルした。 そして今。 それはとてもいいことだったと感じている。 それは、自身にとってもだし、お客さまにとってもだ。 具体的に何が良かったのか? 2つ書いてみたいと思う。 1つ目は、「屋号」の変更に伴って、何よりも自分が一番、サービスの特徴、良さについて腹落ちすることができたこと。 結果、自信を持って相手の方に、「自分だからこそ言える言葉」で、内容を伝えることができるようになった。 そして、