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日々雑感

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日々思うこと、感じること、アンテナに引っかかったこと、興味関心ごとを徒然なるままに。
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#コーチング

何度壁が立ち塞がっても折れない彼女

相手の話をフラットに聞くことは、意識をしないとなかなかに難しいな、と思うのです。 わたしが、個人の仕事として行っているキャリアコンサルティングやコーチングの場面では、 " 意識をして" 相手と自分を重ね合わせないように、話を聴きます。 けれども。 日常の何気ない会話の中では(スイッチをいれないと)、相手の話を聞きながら、自分を相手に重ね合わせてしまうことは、正直よくあるのです。 今日は、わたしが、彼女の立場だったら、どう感じ、どうしただろう… そう、何度も考えさせられる

告知です〜📣 来月、関西のラジオ番組に出演させていただくことになりました。 なぜキャリコンとしてコーチとして活動しようと思ったのか、ということから、今の正社員×個人事業主としての働き方、幼少期の珍エピソードなど😂 楽しくお話しさせていただきました。追って詳細もお伝えします〜

ドラえもんに憧れても、のび太でいたい甥っ子

「お姉ちゃん、コウ(わたしにとっての甥っ子の名前)のコーチングしてよ」妹が突然、そんなお願いをしてきた。 えー、子供に対してコーチングってしたことないからなぁ。できるかなぁ。 と返しつつ、必要そうな場面があれば、さりげない形で関わってみるね、と伝えた。 間もなくして、その機会が訪れた。 妹曰く、コウは決して勉強が苦手なわけではない様だけど、どうも勉強嫌いなのだと言う。 その日も、勉強する時間になってもゲームに夢中の彼に、ややキツイ口調で叱っていた。 プーっとしかめっ面

立ち止まっても休んでもいいじゃないか。燃え尽きてしまうその前に…

昔勤めていた時に、社長から言われた言葉だ。 ワハハと二人で笑っていたけど。 当時のわたしは、周りから見ると、そんな風に映っていたと思う。 体調や心の状態のことをいつも気遣ってくれる同僚もいれば、 ワーカホリック、社畜、と冗談まじりに言ってくる人もいた。 何より実際、自分でもそう思っていた。 思っていたと言うか、自負していた、と言う方が正しいかもしれない。 当時は、自分にとって「成長できている」実感が、とても大切だった。 成長することで、周囲の人たちに、会社に、もっと貢献で

見えないゴールテープを目指して走るには

あなたは、「目標」という言葉を聞くと、どのような感覚になりますか? ふつふつと内から熱いものが込み上げてきたり、エンジンがかかるようなポジティブな感覚? 反対に、その言葉に対してアレルギー、ストレスを感じる人もいるかもしれません。 わたしにとっての目標とは、短距離レースの目の先に張られているゴールテープ、というイメージなんです。 ゴール地点は見えている。 あとはそこに向かって全力で走り切る! そして、見事テープを切れたとして。 それこそが成功体験となり、自分自身に、自信を

出る杭も出切ってしまえば、何も言われない

コーチングやキャリアコンサルの仕事をしていて、本当にありがたいなぁ、と思わせてもらえることの一つに。 クライアントさんの言葉に、かえってこちらが勇気をいただく、ということがあります。 本日セッションさせていただいた方は、次のような言葉を伝えてくれました。 守秘義務があるので、詳細までは書けないのですが。 これまでに誰も行っていないことに挑戦し、 新たな道を切り拓こうとされ、 並々ならぬ努力をされてこられたことが、 お話から痛いほど伝わってきました。 前例がないことを、

不安は前に進もうとする人の特権♡

コーチとして第一歩を踏み出し始めたところなのですが、 自らも、ここでグイッとアップデートさせていきたいな、という思いが強くなりまして。 信頼できるコーチとのコーチングセッションを、始めることにしました。 先日、初日のセッションを行なったのですが。 早速、深い納得感を得られたんですね。 今日は、その時の話を書こうと思います。 自分の中で、今、大切なターニングポイントに立っている気がしていて。 ワクワクしている気持ちがありつつも、反対側に、とても大きな不安もあることを話した

どう伝えればいい?

相手にフィードバックすること、意見することって、難しくないですか? また、逆に受け止めることもしかりかなぁ、って。 また、意見を否定されたのに、まるで自分自身を否定されたような気持ちになる…なんてことも、よく聞く話です。 かく言う私も 痛いとこつかれたーーー。。 って思うほど、ズキンと打った心臓の鼓動が全身に広がるような感覚になり、しばしショック状態に…なんてこと、しょっちゅうでした。 でも、伝える方もパワーが要るってことも頭では分かっているから、 相手がなぜそう言うの

前に進めなくなってしまった時、打破するための、たった2つの問い

自分が決めたゴールや道なのに、なぜか足が前に進まなくなってしまい、そんな自分に嫌気がさしたり、情けなくなってしまい、責めてしまう… ということはありませんか? 私はしょっちゅうあります。 また、驚くことに、そこに立ち止まらせるための言い訳を、自分の周りに沢山積み上げて、自ら足を留まらせる状態を作っている。 その自作自演状態に、無自覚になっている自分に気付いて、思わずハッとする…なんてこともあります。 今日は、そのような状態を打破できる、2つの「問い」について書いてみたいと

歩みを止めたって良い。あなたはあなただ。

例えば、あなたが登山、またはトレッキングに行くことになったとします。 初めて訪れる場所。 行く手には様々なルートがあり、それぞれに異なる風景に出会う事ができます。 そして、どのルートを歩いて行ったとしても、ゴール付近では、これまで目にしたこともないような絶景に出会えるのだそうです。 絶対にゴールまでたどり着きたい。 だから、自分の足でしっかり歩いて、何がなんでもその絶景を見るんだ! どんな景色が待っているだろう、というドキドキする感じと。 絶対にゴールにたどり着くんだ、

「人生の正午」は自分と向き合う最高の時期

心理学者ユングが提唱した定義に「人生の正午」というものがあります。 人の一生を、太陽の運行になぞらえたもので、 生まれてから青年期、成人期と、日が昇っていく午前中の時期を経て、 ちょうど40歳前後に差し掛かるころに太陽が頂点に達し。 その後は、日没にかけて、徐々に太陽が沈んでいく「中年期」「老人期」を送ってゆくのだと。 様々な経験などを通してインプットをし、自分の可能性や器を拡張していく午前中の時期と。 それまで培ってきたものを統合させ、熟成させたり、次の世代へバトンを受け

人生が自分に求めることとは? ヒーローズジャーニーが教えてくれること

タイトルに入っている ”ヒーロー” や “ジャーニー” は、どちらも大好物なワードなんです。書きながら今も若干高揚感に包まれています♡ 今日は、今年の頭から約半年間かけて学んだ、AOC(Art of Coaching)の振り返りアウトプットの最終章です。 前回までのシリーズはこちらからお読みいただけます↓ さて。 最後は、冒頭でふれたヒーローズジャーニーの概念や、出会えてよかったと思える、今でも自分の中に大切に留め置かれている問いである、「人生が自分に求めることとは?」

深い自己探求や洞察につながる大いなる問いの力

コロナ禍で、内省時間が増え、自己探求まっしぐらの毎日です。 前回、AOC(Art of Coachig)の学びのアウトプット第一弾を書きました。 今日は前回に続き、「深い自己探求や洞察につながる大いなる問いの力」について書いていきたいと思います。 コーチングに触れ始めた頃、「傾聴」や「承認」が大切、という事はすぐにイメージできました。 もちろんそれもコーチングをする際のとても大切な要素です。 それを踏まえた上で、他にも「これはとても大切だ」と深く実感したのが「質問(力)」

他者を理解するには、まず自分を知ることから

今この文章を書き始めているのが、明け方の4時。 日本との時差がある国の旅から帰ってきた直後の時差ボケのような。 でも、心や脳の奥の方は、とても清々しく冴え渡っていて心地よい感覚。 半年間のAOC(Art of Coaching)の学びが、昨日無事に修了して、 今はまさに長い旅を一旦終えて、一息ついているような。そんな感覚でいます。 よし!自分はコーチを目指そう。 では、良いコーチとは、果たしてどんなコーチなのか? 半年前は、そんな決意と期待の出発点にいました。 そこから