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二次創作の反省と抱負

新年ですね。
なので昨年の反省と抱負を書きます。

二年ほどある少年漫画の二次創作(架空の恋愛関係をでっちあげその妄想を数万字に及ぶ文章にしたためてインターネットに放流したりそれを物理的な本にして同好の氏に売ったりする活動)をしていたのですが、昨年秋くらいにジャンル移動しました(記事nアイキャッチのやつ)。
移動先も少年漫画だしまだ活動といえる活動もしてないんですが、最後の一年くらいけっこう無理してたな〜と思ったので、反省点まとめ。

二次創作は原作の炎の余熱でできあがる料理もどきにすぎない

いきなりあれなんですけど、作文や絵を公開してるとありがたいことに感想寄せてもらえたり活動用のアカウントのフォロワーがどんどん増えてったりするんですよね。
で、そうすると、「作家」みたいな錯覚(ライム)を感じてきてしまうんですよね。ネカマでネトゲやってると男性キャラに恋しちゃう的なやつで、感想が作家を作る。

具体的に言うと、「早く新作をあげなきゃ」とか「もっと独自性を出さなきゃ」とか…… ちゃんちゃらおかしいですよね、原作を見て湧き上がった衝動以外のものを捏ね回す「創造」を始めてしまうというか……

でもその感想とかってあくまで同じ炎に焼かれた人が感じたものであって、つまり借り物で、わたし本人への賛辞100%ではないというか、わたしもその推しの妄想好きです、みたいなものというか…(感想はほんとに真摯にいただいてたと思うのでこれは受け取る私の問題なんですけど)

それなのに作家的自意識だけは無駄にご立派に抱えてしまうことになるので、今回のジャンルではもっと距離とって過ごしたいなと思ってます。

義務感を持つな

上の段落から繋がる話なんですけど。

新作書かなきゃ、書けない、とか(書きたいのに書きたいようにかけない、ではない「書けない」)、感想くれたあの人がアップしたからこっちも書かなきゃとかいっぱい買ってくれたから新刊買わなきゃ、とか。
あとは「公式からせっかくグッズ出たんだから買い支えなきゃ」とか。
仕事でもないんだから好きなものにだけ反応して、欲しいものだけ買えばいいんですよね。

前ジャンルはなんか、誰が悪いでもないんだけど(あえていうと私が悪いんだけど)そういう結束が強くて、あんま欲しくないものも買ってしまってたな……(のきなみ専門店に売却済)

原作のいやなところを見て見ぬふりするな、原作を崇拝するな

これはなんというか、前ジャンルにハマる前の、いち読者として読んでるときから感じてた違和感とか嫌だなというところとかを「でも尊敬すべき人たちだし」みたいな気持ちでねじ伏せてたんですよね……
距離とって改めて思うけど、いや、いやだわシンプルに。ていうか……(いややめとこう)

「作者の人そこまで考えてないと思うよ」状態で、ぜったいに作者たちが「そう」なつもりでなく演出したり設定したりしてたことを「さすがアインズ様!!」状態になってた。オバロ4期楽しみですね。

別にその作品に縋り付く必要全然なかったんですけど、「もうこのジャンルから離れたら二度と二次創作できるようなハマりかたできるものに会えないかもしれない」っていう怖さでさすがアインズ様してたんですよね。五年くらいなんもかいてなかったし。
いやでもぜんぜんあるわ、このコンテンツが溢れる時代にそんなことなかった、あるある、出会ってないだけ。

前ジャンルから同タイミングで今ジャンルに移動した人と「なんかDV被害者みたいな状態になってましたね私たち……」ってもくりで話した。本当にそう。

まとめ

そんなこんなでこの一年ほどしんどさを抱えつつ当該ジャンルにいるともいないともいえないシュレディンガーしてたんですが、昨年秋から某作品にどハマりして楽しくオタクしてます! イメソンプレイリスト作るのが楽しいなんて何年ぶりか……!

なお今ジャンルは今のところ何もかもが最高です!!
前ジャンルで買ったイメージ香水、匂いだけチェックしてほとんど使ってなかったのも毎日使ってるたのしい!
あとはなんか記念に一冊でも本出せるといいな〜

活動続けるとどうしても交流がでてきてまた同じあれをするかもしれないのでここに書いときます 円盤たのしみ〜 ぬい再販してくれ〜

あとこういう二次創作の「作家」的な自我が出てしまうやつ、たぶん一次創作やってればそっちを軸にできるんだろうなと思うので(商業作家ほど身軽に動けてるイメージ)、今年は自分の箱庭も作りたいです。どこがいいのかな やっぱなろうなのかな。

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