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【2024年6月】KADOKAWA文芸編集部の新刊一覧

KADOKAWA文芸編集部より、6月に刊行された文芸単行本の新刊2冊をご紹介させてください!


2024年6月新刊

京極夏彦『了巷説百物語』(6月19日発売)

化けの皮、見切った――。文学賞3冠の〈巷説百物語〉シリーズ堂々完結!

〈憑き物落とし〉中禪寺洲齋。
〈化け物遣い〉御行の又市。
〈洞観屋〉稲荷藤兵衛。
彼らが対峙し絡み合う、過去最大の大仕掛けの結末は――?
文学賞3冠を果たした〈巷説百物語〉シリーズ堂々完結!

下総国に暮らす狐狩りの名人・稲荷藤兵衛には、裏の渡世がある。
凡ての嘘を見破り旧悪醜聞を暴き出すことから〈洞観屋〉と呼ばれていた。
ある日、藤兵衛に依頼が持ち込まれる。老中首座・水野忠邦による大改革を妨害する者ども炙り出してくれというのだ。
敵は、妖物を操り衆生を惑わし、人心を恣にする者たち――。
依頼を引き受け江戸に出た藤兵衛は、化け物遣い一味と遭遇する。
やがて武蔵晴明神社の陰陽師・中禪寺洲齋と出会い、とある商家の憑き物落としに立ち会うこととなるが――。

ISBN:9784041117200
定価:4,400円(本体4,000円+税)
ページ数:1152ページ

★書誌情報の詳細はこちら!
https://www.books.or.jp/book-details/9784041117200
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岩井圭也『科捜研の砦』(6月28日発売)

たとえ神に見放されたとしても、科学は彼を裏切らない

科捜研トップと言われる鑑定技術力と幅広い知識、そして、信じられないほどの愛想のなさで警察内部でも有名人の土門誠。科学鑑定に並々ならぬ熱意を捧げ、「科捜研の最後の砦」と呼ばれる土門は、遺体や現場に残された、少しの違和感も見過ごさない。そこに隠されているのがどれほど残酷な事実だったとしても、土門は必ず真実を追究する――。
『楽園の犬』『われは熊楠』など、次々と話題作を刊行し続ける気鋭の作家が描く、鑑定ミステリ。

ISBN:9784041150313
ページ数:272ページ
定価:1,980円(本体1,800円+税)

★書誌情報の詳細はこちら!
https://www.books.or.jp/book-details/9784041150313
※出版書誌データベース(Books)に遷移します

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