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父の魅惑のスパーアダプター(本編)

こんにちは!かっちゃんです。今回もくだらない話です。

また↓の続き?的なものになります。こちらから読むことをお勧めします。

前回の残された問題とは、父が単身赴任で一人暮らしということです。(ハゲた事件は父が帰ってきたときに起きています。)父のハゲた部分は後頭部のため一人でHAGEーKAKUSHIを使うのは困難です。スプレーがうまく当たりません。

父の仕事は割と真面目な仕事なのでスプレーがうまく当たらずはみ出ると、恥ずかしい思いをしてしまいます。(主に仕事仲間の視線)

どうやれば上手く使えるか、家族会議をしていると父が「トイレいってくる!」と言い出し、どこかに走って行きました。

真剣に話しているのにのんきだなと思っていると、

「これや!」いう声が聞こえてきました。

何があったか見にいくと、満面の笑みで片手をあげる父。その手に持っていたのは

トイレットペーパーの芯...


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結局父はこういうことをしたかったみたいです。

正直、こんなのでうまくいくとは思いませんでした。

しかし、母が急に「ええやん。」言い出しトイレットペーパーの芯作戦は決行されることになりました。

そこからは、家族でテープをいかに使ってトイレットペーパーの芯をスプレーにつけるか模索していました。

「角度あと5度くらい上」とか「もうちょっと強度を...」とか「フォルムをもうちょっとかっこよくできん?」とか色々して制作時間が1時間を越えようとしていた時

それはできました。

ベストな角度でしっかりと固定され、全体的に巻いた黒いテープは高級感を醸し出します。トイレットペーパーの芯というにはあまりに繊細で美し過ぎるフォルムが完成しました。

そのトイレットペーパーの芯は父によって「スーパーアダプター」と命名されました。

その時の父の「スーパーアダプター」の発音が無駄によかったです。

後日談

スーパーアダプターは逆に使いにくくなったそうです。

会社の後輩にはげてしまったことを伝え、定期的に「どう?生えた?」と父は聞いていたそうです。「まだ野良犬みたいです。」と返されたそうです。

くだらない話にこんなに付き合ってくれてありがとうございました!これからもくだらない話やなにか他のことも投稿できたらなと思います。

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