パン屋さんでは買えない!?王族のウィンナーロール
やあ、みんな。ケイチェルおじだよ。
最近noteご近所でウィンナーロール作るのが流行ってるみたいなので、おいたんもこのビッグウェーブに乗ることにしたよ。
おいたんは子供の頃、ハムマヨパンと並んでウィンナーロール大好きだったなあ。特にマヨネーズが乗ってるやつ。てかマヨネーズが乗ってるやつ限定だな。パン屋に行くと甘い菓子パンには目もくれず、ハムマヨパンかウィンナーロールの2択だったな。
だからいつか憧れのウィンナーロールを作ってみたいと思ってたんだよね。
①中種法で作りまーす。
先月パン・ド・カンパーニュを作ったときにポーリッシュ法で作ったら、翌日になっても固くならずに美味しく食べれたので、今回は中種法で作ってみます。パンは焼きたてが美味しいとは言え、ウィンナーロールを焼いたそばから全部一気喰いしたらいろいろヤバいことになりそうだ。せめて2日に分けなくては。ポーリッシュ法と同様、中種法だと時間がたってもフワフワが保たれるため、企業が作ってるパンはほとんど中種法らしいよ。
ちょうどYouTubeに中種法でつくるウィンナーロールのレシピがあったので、こちらを参考に。
まずは中種の材料。
強力粉100gに牛乳60g、ドライイースト2gを混ぜて、5分くらい捏ねるだけ。パンに使う小麦粉と液体は全部ここで混ぜるので、いわゆる100%中種法というやつだね。
これを冷蔵庫で一昼夜置いときます。
②王族のウィンナー使いまーす。
当初は棒付きのウィンナーで作ろうと思ってたけど、10本入りでしか売ってないのよね。さすがにウィンナーロール10本も作らんわ。
で、先にウィンナーロールを作った美人OL道の後輩ワカニャ氏に、「いっそのことジョンソンヴィル使ったらよかったのに」とコメントした手前、おいたんが使わないわけにはいかないな。
ワカニャ氏の言を借りれば「王族ウィンナー」であらせられるジョンソンヴィル様。一族のなかでもみんなの人気者チェダーチーズ卿だ。ジョンソンヴィルのウィンナーロールなんて、普通のパン屋さんじゃ売ってないよな?実に、手作りパンの醍醐味だね。
20時間くらい冷蔵庫に入れていた中種を取り出して、室温に2時間ほどおいておきました。元の2倍くらいに膨らんでいたら、残りの副材料を入れて本捏ねの開始。
表面がつるんとなるくらいまで捏ねるのが理想らしいけど、10分くらい捏ねてもこの状態。
動画だとボウルの中でちょっと捏ねてるだけなので、まあこんなもんで大丈夫だろう(と思ったのが甘かった)。
4分割して丸めます。1個45gくらいだったかな。
15分ベンチタイムを取ったら、お楽しみの成形ターイム。せっかくだから4種類の成形にしちゃおう。
まず1個はコロコロ棒状に伸ばして、
ジョンソンヴィル様に巻きつけます。
次は麺棒で船形に伸ばしてジョンソンヴィル様を乗せ、右半分をスケッパーで柵状にカット。
これをぐるっと巻き込みます。
次は粒マスタードを塗った上にジョンソンヴィル様を乗せ、左右に柵状の切り込みを入れて、
編み編みにします。
最後は粒マスタードと一緒に船形から筒状に包んで、
ハサミで切り込みを入れます。
天板に乗せて二次発酵させます。
40分後、二次発酵が終わったら、塗り卵をして、2つには真ん中にハサミで切り込みを入れました。
2つは切り込みにマヨネーズをON。さらにケチャップをくねくねとかけて、パセリやバジル、ブラックペッパーなどをパラパラと。
左上2つはケチャップ・マヨ・パセリ。右上はマスタード・ケチャップ・バジル。下はマスタード・ブラックペッパーだよ。
これを190度で15分くらい焼きました。
パン屋さんで売ってるやつみたいじゃない?
さーて、どれから食べようかな。やっぱりオーソドックスなケチャップマヨから。
うーん、美味しい。やはりジョンソンヴィル家のチェダーチーズ卿が、中からチーズとろーり出てきて格別だね。
ちょっと残念だったのが、パン生地がやはり「捏ねが足りないパン」って感じだ。いわゆる「引き」が弱くて、ややモソっとしてる。でもまあ許容範囲ではあるけどね。
不思議なのは、YouTubeのやさいの日先生のレシピだと生地を捏ねなくてもモソっとはならないのに、やっぱり普通のレシピで捏ねが足りないと明らかに違いが分かるのね。ほんとパンって不思議。オーバーナイトの100%中種法だからって、捏ねが甘くていいというわけではなかったようだ。次からは普通のレシピではちゃんとグルテン膜ができるまで捏ねるようにしよう。
で、中種法の真価はいかに?ってことで、2個をラップして翌朝食べることに。
↑今朝の朝ごはん。パン生地は昨夜とほぼ変わらず。相変わらず少しモソっとはしてるけど、固くはなってない。普通に美味しく食べれました。
でもやっぱりパンは焼きたてで温かいやつの方が好きだな。今後はできるだけ焼きたてを食べるようにしよう。
おわり。
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