ヨーグルトのムサカ
ズドゥラスティ!ケイチェルおじだよ。
パリ在住ライターのユイじょりさんが、NIKKEI STYLEにコラムを書かれてて、前回はヨーグルトがテーマだったね。
これを契機に世界中のご近所で味噌汁にヨーグルト入れ始める方がちらほら。
こちらのancoさんに至っては味噌汁ヨーグルトに加えてタンドリーチキンも。
他にも「味噌汁にヨーグルト入れたよ!」って方がいて抜けてたらすいません。
おいたんも遅ればせながらではあるけど、ちょうどEUROVISIONウィークということで、ここでヨーグルト料理を作ってみることにしよう。やっぱりヨーグルトと言えば何を差し置いてもブルガリア!
「ブルガリア料理 レシピ」でググってみたら、あるわあるわヨーグルト料理。てか全部ヨーグルト料理じゃね?
実際ブルガリアに行った人に話を聞くと、本当に何にでもヨーグルトかけたりするらしいからね。日本における醤油みたいなもんか。
で、上のリンクにも出てるムサカを作ってみよう。ムサカと言えばギリシャ料理として有名だけど、トルコやバルカン半島全般で食べられてて、ブルガリアではヨーグルトで作るらしい。
とりあえず一般的なムサカの作り方としてはまずこちらのレシピを参考にしつつ、
ブルガリアのヨーグルトムサカはこちらのYouTubeを参考にしました。
では材料でーす。予定では1〜2人前。
上のいずれのレシピにもズッキーニとセロリは入ってなかったけど、冷蔵庫に余ってたので使ってみます。
最初にミートソースを作ります。挽肉、ニンニク、玉ねぎ、セロリの順に炒めて、
塩コショウと、最初に出し忘れてたけどクミンで下味。
蓋をして弱火で20分ほど蒸し焼きにしました。面倒なら蒸し焼きは不要。
トマト缶(紙パック、中身)とローリエを入れ、これまた出し忘れてたけどパプリカパウダーとタイムも入れます。
ブルガリアではサマーセイボリーつーの?なんかそんなやつを使うらしいけど、タイムで代用できるらしい。
さらに赤ワインを入れ、20分ほど水分を飛ばしながら煮て、塩で調味してミートソースはできあがり。まあミートソースはお好きに作ればいいとは思うけども。
薄切りにして水に晒したジャガイモを1分レンチンし、ズッキーニと一緒にオーブンで焼きます。オイルテカテカ。
もちろんフライパンで焼いてもいいよ。
続いて茄子を多めのオリーブオイルで焼きます。
次にヨーグルトソースを作ります。卵1/2個の卵液にプレーンヨーグルトを100gくらい入れて混ぜ合わせます。
小麦粉大さじ1と塩を少々入れます。
混ぜればヨーグルトソースのできあがり。ベシャメルよりはるかに簡単だね。
あとは耐熱皿に材料を重ねていくだけ。まずは一番下にジャガイモ。
ダイソーで透明のグラタン皿買っちゃったよ。
続いてミートソース。
申し訳程度にズッキーニ。
茄子をびっしりと。
最後にヨーグルトソースをかける。
材料余すことなく全部入れて皿にピッタリだった。空間把握能力!
230度のオーブンで焦げ目がつくまで、20分くらい焼いてできあがり。
↑ファンありのノンフライモードにしたら端っこしか焦げなかった。やっぱりグラタン系はファンなしだな。
せっかく透明な皿にしたのにムサカらしい層がほとんど見えない(TT)
ケーキみたいに切り出してみよう。
と思ったら全然綺麗に切り出せなかった(TT) シチリアのカオリーナさんが以前ムサカを綺麗に切り出してたと思うんだけど、いったいどうやったんだろ???
ヘラを使ってもう一回チャレンジ。
今度は綺麗にできた。
まずヨーグルトソースだけど、これはほのかに酸味があって、まるで何かのチーズを食べてるみたいな感覚になるよ。このソースでグラタン的な料理を作るのは凄く良いと思う。一度試してみる価値あり。
ムサカ自体の味はまあ普通かな(笑) そう言えばおいたん、ミートソースのスパゲッティは好きだけど、ラザーニャとかミラノ風ドリアは若干苦手だったんだ。ムサカも基本的にその系統の料理だもんね。でも好きな人は好きな味だと思うので、ぜひヨーグルトソースでムサカ試してみてね。
☆☆☆
さて今日は「ムサカを食べてそうな国」という便利な括りでEUROVISIONコーナーだ。今朝はちゃんと4時前に起きて準決勝1日目を観たよ。マルタの直美ちゃんもスウェーデンのTusseさんも決勝進出してよかったね。
まずはヨーグルトのブルガリアから。
VICTORIAっていう美人さん。おいたんは曲自体に全然ピンとこないんだけど、事前オッズだとトップ10に入る人気なんだよなあ。ブルガリアは明後日準決勝Day2に登場します。
そしてムサカと言えばギリシャ。
Stefaniaっていう美人さん。曲は80年代ディスコミュージック風。今回のEUROVISIONではこんな感じの曲が他にもあった気がするなあ。流行り?
続いてセルビア代表。
Hurricaneというセクシー美女3人組。セルビアは毎年母国語での曲が多い気がする。セルビアの音楽といえば、映画『アンダーグラウンド』のサウンドトラック制作などで知られるゴラン・ブレゴヴィッチがおいたんは大好きなんだけど、最後に2008年のEUROVISIONベオグラード大会でスペシャルゲストとして彼が演奏したインターバルショウをご紹介。
おわり。
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