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魚介のシュークルート

ボンソワール!ケイチェルおじだよ。

そう言えば最近「腸活」してなかったおいたん。まあ寝る前にR1ヨーグルト飲んでるけれども、そろそろ発酵食品をメニューに入れたいところ。

こういうときに頼もしいのがザワークラウトだよね。前にスロベニア料理のヨタを作ったとき以来食べてなかったけど、何かいいメニューはないかなーと考えてたんだ。

フランスはアルザス地方の料理シュークルートについては初期のnoteに書いてあるんだけど、

このシュークルートのバリエーションを考えても面白そうな気がして、ネットで調べてみた。

そしたら、フランス語のサイトで"Choucroute aux fruits de mer"っていう文字が目に入る。

なるほど、魚介のシュークルートっていう手があったか!南仏の方では割とポピュラーな料理らしい。これ絶対においしいやつだ。

フランス語のレシピサイト見てたら作り方は自由みたいなので(笑)、おいたんはスーパーであさり秋鮭を買ってきて、それで作ってみることにした。

まずはオリーブ油を入れた鍋で玉ねぎとニンニクを炒めます。

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焦がさないように、適当なところで白ワインを入れます。80〜100ccくらいかな。

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沸騰させてアルコールを飛ばし、この上に蓋をするようにザワークラウトを乗せます。

と思ったら、案の定ビンの蓋が開かないんですけどw ビンの底をお湯に浸けて温めたらなんとか開きました。

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ザワークラウトは食べたいだけ入れましょう。おいたんはビンの半分くらい入れた。

ちなみに酸っぱいの苦手な人は、入れる前にザワークラウトを水で洗って絞るといいよ。おいたんは最近は面倒だからそのまま入れるけど。

あと、ここでブーケガルニ(またはローリエとタイムなど)や、クミンを入れても美味しいらしい。おいたんは入れようと思ってたのに忘れてたw

鍋の蓋をして、30分ほどトロ火で蒸し煮にします。うちのIHだと7段階中の1です。

30分後がこちら。

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続いてフライパンであさりと秋鮭の白ワイン蒸しを作るよ。

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あさりが半分浸るくらい白ワインを入れて、蓋をして中火で沸騰させて、5分くらい蒸し煮にするだけ。

蓋を開けてさらに2〜3分強火で水分を少し飛ばしましょう。

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お皿にシュークルートを盛ります。

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やっぱりザワークラウトの量が多すぎたにで3分の2くらいにしといた。アサリの残りと一緒に明日パスタにでもしようかな。

最後にあさりと秋鮭を乗せれば完成。

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鮭にはベアルネーズソースをまた作ってかけてみた。シュークルートには粒マスタードが定番だけど、ベアルネーズソースならなお良いだろうと思って。

ベアルネーズソースについてはこちら↓の記事を参考にしてね。

今日の夕食の全体像↓

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納豆も最近全然食べてなかったので、どうしても食べたくて日本風の定食スタイルにした。

ちなみに、魚介のシュークルートが果たしてご飯に合うか自信なかったので、スーパーでこんな納豆を買ってしまった。

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焼肉のタレ味なんて禁断の商品を出してきやがった。そりゃなんだって焼肉のタレ味にすれば旨いだろうよ。

で、肝心の魚介シュークルートだけど、めちゃウマです。ベアルネーズソース大正解。酸っぱいザワークラウトにあさりの出汁が滲みてて、それを卵黄ソースの絡んだ鮭と一緒に食べると口の中素晴らしい芳香でいっぱい。ベアルネーズソースにはまたリカールを使ったので、アニスの香りも程よく効いてて最高すぎる。

ご飯に合わないこともないと思う。少なくとも納豆ご飯にはめちゃくちゃ合う。発酵食品×発酵食品って最強でしょ?キムチ×納豆とか、ぬか漬け×味噌とか、豆腐よう×泡盛とか。

シュークルートに添える魚介は何でも良いと思うね。今回はあさりと鮭だけど、牡蠣や海老、ムール貝、ホタテやイカなんかもいいだろうね。

ベアルネーズソースはタラゴンやアニス酒がなくても、前の記事で紹介したミクニシェフが作ってるみたいにパセリと白ワインでもできるよ。無理してでもアニスの風味を出すには、「おじいちゃんの湿布の味」でお馴染みのルートビアを使う手もあるかもしれない。怖くて試したことないけど。

なんにせよ、みなさんのシュークルート・アイデアに期待します。

おわり。

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