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スウェーデン風ミートボールとメダリオン

ヘイヘーイ、ケイチェルおじだよ。Hejはスウェーデンのあいさつな。

おいたん、数ヶ月前から精神の病に侵されてるかもしれない。まず頭の中で定期的にこれが鳴り止まないという症状がひとつ。ロピアの歌ね。

ロピアの前はいなげやの歌が鳴り止まなかったし、これはまあ軽い躁状態みたいなゴキゲンな気分にさせてくれるから別にいいんだ。

より深刻なのはこちら。

ミートボール♪ミートボール♪あっさーまーで

ミートボール♪ミートボール♪おーどーるーよ

って脳内で一度始まったら鳴り止まなくて、しかもおいたん世代は鈴木亜美じゃなくて漏れなくUTSUの声で再生されるもんだから鬱になる。なんちって。さらにこの下ネタおねーさんがタ○キンとか言うからフライパンの中でタ○キンがコロコロしてる絵もセットで出てきて鬱というよりIQ2になる。これはどうにかしないといけない。

この病を治すためには一度自分でミートボールを作って成仏させてやらないといけないだろう、と前々から思ってたわけ。白石晃士監督のホラー映画みたいに馬鹿げた話だが、おいたんは割と真剣だ。

で、スーパーでミートボール以外にスウェーデン料理を何か作れないかなーって考えて咄嗟に思い浮かんだのがIKEAのメダリオン。果たしてあれは一般的なスウェーデン料理なのか謎だが、この際それはどうでもいいから作ってみよう。

まずはメダリオンから。こちらのレシピを参考にしました。

材料はこちら。

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まずはフライドポテトみたいに細切りにしたジャガイモとブロッコリーを3分ほど茹でます。

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ザルに上げて流水で冷まして水気を切ったら、まな板でみじん切りにします。

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写真撮り忘れたけどフライパンで玉ねぎをバターで炒めます。

ジャガイモ・ブロッコリー・炒めた玉ねぎを合わせて、シュレッドチーズと塩コショウで味付け。今回はマジックソルトを使ってみました。

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全体がまとまるまで木ベラで混ぜます。

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セルクルを使ってオーブンの天板に乗せます。

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200度で20分焼いてできあがり。

あら、意外と簡単にできちゃったね!?これ下手するとIKEAに買いに行くより手軽かもしれないよ。

だいたいIKEAって、食べ物のコーナーにたどり着くまでにスタート地点からベッドやらソファやらのコーナーを全部通過しなきゃいけないじゃん?しかもソファの座り心地が気になって座っちゃったり、どんなカーテンの柄が出てるのかチェックしたりして道草食うから、メダリオン買うのに下手すりゃ1時間以上かかっちゃう。それを考えると絶対自分で作った方が早いよ。家からIKEAまで行くことも考えたら、リンゴンベリージャムですら自分で作った方が早いまである。

そしておそらくこちらも作った方が絶対早い、スウェーデン風ミートボール。材料はこちら。

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詳しい作り方はぽなちゃんの記事を見て、下ネタと精神の病に脳を侵食されて下さい。セージがなかったからナツメグにしたくらいで、あとは一緒。材料出し忘れたけど、前日の残りのマッシュルームでクリームソースも作ります。

ところで前にも何度か書いたかもしれないけど、おいたんミートボールとかハンバーグ作るの苦手なんだよね。こないだのファラフェルもそうだったけど、大概ボロッボロになってしまう。今回は果たしてどうなるのか?

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案の定、綺麗なボールじゃなくてつくねみたいな形になりそうな予感しかない。ていうか腹割れスコーン?おいたん、生地を折り畳んだ覚えとかないんだけど?

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ほーらボロッボロになってきた。おかしい。タネはきちんとまるーく成形したんだけどなあ。

まあクリーム・オブ・マッシュルーム(カッコいい名前だ)で誤魔化せばこの通り。メダリオンとセットでいっぱしのお洒落スウェーデンごはんよ。

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メダリオンもミートボールもめちゃ美味いわ。IKEAのより美味いんじゃないかなあ。メダリオンもこの後クリーム・オブ・マッシュルームにつけて食べました。最高か。

反省点としてはメダリオンもミートボールのタネも水分が多すぎたかな。柔らかくなりすぎた。メダリオンはもう少しカリカリにしたかったんだけど。どちらも改善してまた作りたいね。ミートボール♪ミートボール♪こーんやーはミートボール♪ミートボール♪あーさーまーでうぎゃああ

☆☆☆

ダメだ。ミートボールが全然鳴り止まない。こんなときは別の音楽を聴いてやり過ごそう。もちろん今日のEUROVISIONコーナーもスウェーデン🇸🇪

2021年スウェーデン代表のTusse。13歳のときにコンゴから難民としてたった1人でスウェーデンに来て、スウェーデン人家族に育てられたそうだ。2018年に「アメリカン・アイドル」のスウェーデン版「スウェディッシュ・アイドル」で優勝してメジャーデビュー。おいたんはまだ出場39カ国の代表を全部チェックしてないけど、いまのところNo.1のイチオシ。

ちなみにスウェーデン代表はEUROVISIONで過去6回優勝(最多はアイルランドの7回でスウェーデンは2位)というポップス大国だ。そのため他の国でもスウェーデン人音楽プロデューサーを起用してEUROVISIONに臨むアーティストがたくさんいるほど。

EUROVISION史上最も有名なアーティストと言ってもいいABBAは1974年大会で優勝して世界的なデビューを飾った。

この「恋のウォータールー」は今聴いてもいいねえ。

おわり。


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