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スルタンのお気に入り

メルハバ!ケイチェルおじだよ。

一昨日の水曜日、本当はビーフストロガノフでも作ろうと思ってたんどけど、前日から茄子が余ってた。そこで茄子を使って、何かシチュー的な料理で、翌日のランチタワーにもなりそうな物…と調べたところ、トルコ料理の「スルタンのお気に入り」っていうのを見つけた。

どうやら茄子を焼いてペーストにした物をベシャメルと合わせ、その上に肉のシチューを乗せた料理のようだ。このレシピでは牛肉で作ってるけど、スルタンのお気に入りだったのはマトンで作った物らしい。

トルコ料理って、世界三大料理のひとつとか言われる割には、日本ではケバブ以外ドマイナーよね。トルコライスなんて長崎料理であってトルコ料理じゃないしな。この「スルタンのお気に入り」は、その名の通りオスマン帝国のスルタン(皇帝)が気に入ったというくらいだから、トルコ料理の代表格みたいな物なんだろうけど、まったく聞いたこともなかった。しかしトルコ料理には「坊さんの気絶」とか、面白い名前の料理が多いね。

今までケバブ以外にトルコ料理を作ったことがないので、ここらでチャレンジしとこう。レシピは先程のリンク先を参考に、テキトーに作ってみるよ。

材料はこちら。

安い牛肉が味付け物しかなかった。元レシピにはないパプリカやマッシュルームも冷蔵庫に余ってたので使います。

まずはビーフシチュー作り。

フライパンにバターを熱して牛肉→玉ねぎ→マッシュルームの順に炒め、小麦粉を投入。
トマトペーストを加えて炒め、水・ローリエ・タイムを加えて、30分ほど煮込む。

ここでおもむろにピタパンを作ろうと思う。

仕事から帰宅が7時なのにパンを作り始める狂気。

やっぱりトルコ料理とくれば、合わせるのはピタパンじゃないかと思ってね。確かピタパンは二次発酵不要で比較的早くできるパンだった記憶。かなりテキトーに作っております。

こたつ発酵。

そうこうする間に、オーブンで茄子とパプリカが焼けました。

パプリカは皮をむいてシチューに加えるよ。

発酵が終わったピタパンを伸ばし、オーブンで焼き上げます。タイミングを見計らって茄子のベシャメルソースを作ろう。

茄子の皮をむいて包丁で叩きます。

みるみるうちに変色。レモン汁加えるの忘れてた。
フライパンにバターを溶かし、小麦粉を炒め、牛乳をちょっとずつ加えてベシャメルを作ります。
茄子のペーストと粉チーズを混ぜて、塩で調味して茄子ベシャメルのできあがり。
ビーフシチューもいい感じにできあがりました。
ピタパンテキトーに作った割にはちゃんと膨らんでます。

茄子のベシャメルとビーフシチューをお皿に盛って、「スルタンのお気に入り」のできあがり。

ピタパンに挟むことを考えて、生野菜も一応。

なんやかんやあっても、9時すぎにはごはんにありつけたな。早速ケバブみたいにして食べてみよう。

ピタパンはテキトーに作りすぎて、上下の厚みが違いすぎることに。本当は上面に霧吹きしたりしなくちゃいけないんだよね。

ビーフシチューとベシャメルを合わせてパンに挟んだものが美味しくないわけはないね。割と想像通りの味です(笑) スルタンのお気に入りは"おいたんのお気に入り"にもなりました。

翌日のランチタワー。もはやタワーかどうかあやしいけど、前衛的なデザインのタワランができて満足。

おわり。

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