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鯛のアラって安くて最高だけど、誰かウロコ取って欲しい

やあ、みんな。ケイチェルおじだよ。

EUROVISIONロスですっかり腑抜けになってしまってる今週のおいたん。とりあえずお魚食べたい欲は満たしたいけど、手の込んだものは作りたくない…そんなことを思いながらぼんやり魚屋に行ったら、なぜかこれを買っていた。

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真鯛のアラ。200円。

前々から真鯛と言えどもアラは安いってことは知ってたんだ。だけどどうやって調理するのかイメージが沸かなくて、買ったことはなかった。

よくパスタ界のピカソことパタさんが、アラの身をほぐしてパスタやらそぼろやらをお作りになられてるけど、腑抜けモードのおいたんに細かい作業は無理ぽだなあ。

そしたら、ドンジャラーまみげさんが鯛カマの煮付けを作ってらして、どうも鯛のお頭というのは身が多くて食べ応えがあると言う。

煮付けるだけならおいたんでもできそう。

というわけで、下処理からしていこう。まずはウロコ取り。前に真鯛のアクアパッツァを作ったときに下処理は経験済みなんだけど、そのときはビニール袋被せてペットボトルのキャップでウロコ取りしたんだった。

ただ、そのときはビニール被せてもウロコが台所じゅうに飛び散りまくって大変だった。何か良い方法ないのかなーとググってみたら、どうもお湯で霜降りしたあとにビニール手袋を使うとウロコが1枚残らず綺麗に剥がれるらしい。

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いや、全然綺麗に剥がれないんですケド…

鯛のウロコって、「お、ここはツルツルしてるからウロコないとこかな?」って思ったところが全面ウロコだったりして、何とも絶望感を与えるところがあるな。やってもやっても全部取れた気がしないし。左右2枚のお頭のウロコ剥がすのに結局30分以上かかったわ。身をほぐすマシーンは要らないから、ウロコ取ってくれるマシーンが欲しい。

それはそうと、魚屋で買ったこの鯛のアラ、頭以外にもちゃんと他の部位のアラも下に隠れてて、これで200円って凄くない?せっかくなのでアラ汁も作ってみることにしました。

煮付けはフライパンでシンプルに、白だしと水、酒、塩昆布(部長のやつ)だけで煮ていきます。大根とニンジンは下茹でしておきました。

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マミーゲさんはネギやら生姜やら入れてらしたけど、霜降りとお掃除してれば鯛に臭みとりは要らないかな。子供の頃、父親がモーターボートみたいなちっちゃな船を持ってたくらい釣り好きだったので、魚臭さには慣れてるほうだと思う。一番よく釣はれたのはチヌ。大人になってチヌは黒鯛っていう高級魚だと知った。田舎ならではの贅沢な話だ。

そんで、昨日の夕食がこちら。

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アラ汁も急遽作ったので、ネギとか薬味はなし。冷蔵庫にあった玉ねぎとキャベツ入れた。これ、一食200円以内に収まってるんじゃなかろうか。貧乏人のご馳走だ。

今日はアボカドボートも。

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子供の頃、魚は目玉と顔まわりが美味いんだと教わってきたけど、大人になってやっとそれが分かるようになった。子供でそれが分かるマミゲボーイは凄い。

テキトーに作ったアラ汁も美味い。おいたん、寿司屋に行くと必ずアラ汁頼むくらいアラ汁好きなんだよね。

肝心のウロコは、思ったよりはちゃんと取れてたけど、やっぱり少し残ってた。これさえなければ毎日でも食べたいお値段なのになあ。

☆☆☆

コロナ前には昔の職場の仲間と年に一回旅行に行ってて、冬場だと山の温泉、夏は海辺の民宿で海鮮ざんまいしてた。とくに西伊豆は宿も安くて、一泊10000円も出せばテーブルに乗り切れないくらいの料理(アワビ、サザエ、伊勢エビなど)がたらふく食べれておすすめ。

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釣竿も貸してくれて釣りもできるしね。次に行けるのはいつになることやら。

おわり。

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