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とある一言から振り返る活動の「今」

 先日、団体内のオンラインミーティングで、ふとした拍子に出た一言。

「カコタムは貪欲」

 札幌市(北海道)を中心に、経済的理由や家庭環境等により十分な学習環境にない子ども・若者を対象に学習支援・居場所づくりをしているKacotam(カコタム)。

 ボランティアとして関わり始めたころは、スタサポ・学ボラ・リラーニング・スクールサポート・受験カコタム ぐらいしかなかった。
 今は、スタサポ・学ボラ・リラーニング・受験カコタム・ポル・あうるねっと・ゆるきち・からんこえ・カタチ化・お仕事カコタム・体験カコタム・カコタムラボ…… と、つらつらと書き連ねるには抜け漏れがないか心配になる程に活動が増えている(だから、点々点でごまかした←)。

 いろんな活動があるけれども、それらを貫く「軸」として、ビジョン「すべての子どもが学びの機会に出会い、自己実現に向けて挑戦できる社会」があることは間違いない。

 スタサポ・学ボラに代表される「学習に取り組める環境づくり」は、「学びの機会に出会い」を担保しようとしている。カタチ化・お仕事カコタムに代表される「視野が広がる環境づくり」は、「自己実現に向けて挑戦できる」を担保しようとしている。ゆるきち・からんこえからなる「つながりができる環境づくり」は、基盤になったり包括的な取り組みとなっていたりする。

 「自己実現に向けて挑戦できる」に向けた、「学びの機会」をつくっていくのは、単に勉強を「教える」ということだけではなし得ないと思う。単に「〇〇をやりたい」を実現するだけでもなし得ないと思う。
 その過程で、その時々にあわせた本人の試行錯誤や挑戦が組み込まれていることが重要なのだろうと思う。

 日々の活動ないし、日々の活動の振り返りの中で、そういったことを関わる人々みんなが考え、次の活動で行動するということが、暗黙的に求められているのではないだろうかと思っている(斉藤は)。

 ビジョンの達成に向けて、「貪欲」に活動を広げているが、その裏には、関わる人へ求めることも年々増えてきてしまっている。長く関わっていると、年々増えていくだけだからいいけれど、新しく加わった人からすれば、目が回る程だろうとも思う。一時、団体内でのキャリアモデルが提示されたことがあるが、キャリアをどう積んでいくかというロードマップ?マイルストーン?はない。この辺の整備が必要になろうと思う学び支援事業ディレクターなのであった○(まる!)

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最近のなんだかモヤッとした何かを書き連ねておくべきだろうと思って、徒然なるままに書き連ねた。

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