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オーバーザサン 堀井美香さんが司会のコンサート「Hello!! シネマミュージックin Summer」に行ってきました

こんにちは。カブトムシの母です。

祝日の月曜日、息子と二人で、すみだトリフォニーホールで行われた新日本フィルハーモニー交響楽団による「Hello!! シネマミュージック in Summer」のコンサートに行ってきました。

これは、「オーバーザサン」で美香さんが宣伝していたコンサートで、互助会員(=リスナー)である私の推し活

私は元々、クラシック音楽も映画も好きなので、美香さんが企画に関わるコンサートと聞いて、すぐに行こうとチケットを取りました。
せっかくなので、誰かと感動を分かち合いたいと思い、2枚購入。

しかし、互助会員の友達に声をかけると、皆用事があると断られ、息子を誘うことに。

息子は最近、ゴジラにハマっており、映画館で『ゴジラ-1.0』を観た後は、『シンゴジラ』や昔のゴジラ作品、YouTubeで解説されているアメリカの作品などもチェックしていたので、

「ゴジラの曲が聞けるコンサートに行こう」

と誘うと、「行く」と二つ返事。
(後から、ゴジラは一曲だけと知ると「だまされた!」と言っていましたが😅)

今回は、オーケストラ好きの美香さんが、普段はオーケストラのコンサートになど行かない互助会員や子ども達にも楽しさを伝えたい!という思いから実現したコンサート
…ということで、オーケストラを身近に感じてもらおうという工夫が随所に見られました。

演奏者が互助会Tシャツを着ている!?

開演の時間となり、ぞろぞろと現れた演奏者たち総勢70名。

まず、驚いたのはその服装。

クラシックコンサートというと、トップスは白か黒、ボトムスは黒いロングスカートやズボン、というフォーマルなイメージでしたが、全員、上はTシャツに、下はカジュアルなボトムス。

中には「Over the Sun」と書かれた互助会Tシャツを着ている方も!

司会の美香さんもTシャツにカジュアルなロングスカート。
(後で明らかにされましたが、美香さんのTシャツには指揮者の水戸博之さんと、コンサートマスターの崔文洙さんのコンサートに初めて行ったときにもらったというサインをプリントしたものが!)

演奏者のみなさんのハマっていること

入口でプログラムやチラシと一緒にA3の紙を渡されました。

片面には「オーケストラに聞いてみた!初心者におすすめのクラシック音楽」ということで、曲名とおすすめした人の名前が。

そして、もう片面には、演奏者全員の名前がステージの並び順に書かれ、その下に「ハマっていること、好きなこと」が書かれていました。

「OVER THE SUN」「熱烈な互助会員です」なんて書いている人も。

本当に、あらゆる組織にいるな~。互助会員(笑)

こういうのを見ると、確かに演奏者の皆さんに親近感が湧くなと思いました。

管弦楽の交響楽団員というと、何となく近寄りがたいイメージがあるけれど、同じような趣味を持った人達なんだ!と知るだけで、とても身近に感じられました。

曲の合間にも美香さんは、演奏者のみなさんを紹介してくれ、中には、東京ディズニーリゾートのペアルックを着た新婚さんも。
最近、ご結婚されたというエピソードに、会場から温かい拍手が起きました。

開演前の会場

オケかぶり席

今回、友達ではなく、息子と来てよかったなと思ったのは、高校生以下の子ども達に用意された「オケかぶり席」

これは、高校生以下の子ども達が1曲だけ、舞台上で鑑賞できる(オーケストラにかぶりついて聞ける)というスペシャルプログラム。

息子に「せっかくだから行ってきなよ。」と言うと、

「え~、面倒くさい。行きたくないよ。」

と思春期男子らしい素っ気ない態度でしたが、まず2・3階席の子ども達が前に行き「美女と野獣」を聞くのを見ると、ちょっと興味が出て来たのか、順番が来ると、素直に舞台に上がっていきました。

1階席の子ども達は『リトル・マーメード』の「アンダー・ザ・シー」を聞くことができました。

最初、客席を見たとき、子連れ客は少ないなと思っていましたが
前に出てみると、思った以上(100人以上?)いるように見えました。

100人前後×2回で、200人ぐらい??
→ 後でネットニュース見たら約150人とありました。

1800人のホールが満席と言っていたので、1割弱が子どもだったのでしょうか。(そして、きっとその親は互助会員)

この「オケかぶり席」は、昔、美香さんが自身が体験してとてもよかったので用意したと、「オーバーザサン」で言っていました。

確かに、目の前でオーケストラの演奏を聞けるなんて、超貴重な体験。

美香さんにインタビューされた子たちは「迫力がありました」「後ろの席で聞くよりよかったです」など、可愛く答えていました。

中には、「堀井美香さんと話せてよかったです」と言う子も。
お母さん、絶対互助会員ですね!

席に戻った息子に「どうだった?」と聞くと「よかったよ」と一言。
「美香さん、きれいだった?」の問いには「えー、わかんない」と塩対応。
中2男子、こんなものか?

まあ、これだけ人数がいれば、将来、この体験がきっかけで音楽家を目指すようになった、なんていう子も現れるかもしれませんね。

美香さんからのお土産

さらに、高校生以下の子ども達には、美香さんが着ているTシャツと同じ、指揮者の水戸博之さんと、コンサートマスターの崔文洙さんのサインが印刷された巾着袋がお土産にもらえました。

いろいろなサービスを受けて、高校生以下の子ども達にとって、とても楽しいコンサートになったことでしょう。

プログラム

ここからは、演奏された曲について

①『スター・ウォーズ』より「メインタイトル」

まずは、誰もが知っているこの曲で心を鷲づかみされました。

「遠い昔 はるかかなたの銀河系で…」の後に「ジャーン」と始まるこの曲。
『スター・ウォーズ』シリーズは大好きで、オープニングのこの部分だけで、なぜか毎回目頭が熱くなってしまう私。
生で聞くのはやっぱり違うな~と感動。

② オーケストラストーリーズ「となりのトトロ」
みんなが知っている「となりのトトロ、トトロ♪」の曲かと思いきや、美香さんの朗読で、トトロのストーリーが読まれ、それに合わせた曲が流れました。また、この間、楽器の紹介も行われました。

先日、美香さんの朗読会を聞いたばかりだけど、今日また聞けると思わなかったので感激😄

さつきとメイが引っ越してくるシーン、まっくろくろすけが現れるシーン、トトロと遭遇するシーン、猫バスが現れるシーン、お母さんと再会するシーン…と、映画で流れていた曲が演奏されていきました。

他の曲が3分~6分だったのに対し、このストーリーズは23分ありました。

美香さんの優しい声とトトロのほのぼのとした音楽が合わさり、温かい時間が流れました。

この後、20分の休憩となりました。

③『美女と野獣』
ここで2階席と3階席の子ども達が「オケかぶり席」へ。

この曲を初めて聞いたのは1992年、ディズニー映画が上映されたとき。
本当に美しくていい曲。
当時、映画を一緒に観た元カレのことを思い出してしまいました。

④『リトル・マーメイド』より「アンダー・ザ・シー」
次に1階の子ども達が「オケかぶり席」へ。

子ども達が移動する間、美香さんが演奏者のみなさんにインタビューし、和やかな時間が流れていました。

『リトル・マーメイド』はちゃんと観たことがないので、この曲を聞いて思い出すのはディズニーシー。
全然期待していなかった人魚のショーが、とてもよかったのを思い出しました。

⑤ ゴジラのテーマ
息子が一番聞きたかった曲。

初代ゴジラからずっと変わらないテーマ曲…と思っていたら、それぞれの映画で曲調が微妙に違うと、息子が教えてくれました。

私はゴジラにはそれほど興味はないけれど、生オーケストラで聞くと、なんだかとても尊い感じ!

⑥ ロッキーのテーマ
昭和の名作『ロッキー』!

この曲を聞くとテンションが上がり、「エイドリアーン」と叫びたくなってしまうのは私だけじゃないはず。

息子は「ロッキー?知らない。」と言っていましたが、あちこちで使われる曲なので、「聞いたら知ってたー」と言っていました。

⑦ 『タイタニック』より「My Heart Will Go On」
これも名曲中の名曲。
この曲を聞くと、ディカプリオが海の中に沈んでいくシーンが思い出され泣けてきます。

パリオリンピックの開会式で、闘病中のセリーヌ・ディオンが「愛の讃歌」を歌ったのも記憶に新しいです。

⑧ 『ハウルの動く城』より「人生のメリーゴーランド」
「ハウル」は、テレビで、ながら見してしまい、あまり思い入れはないのですが…。
キムタクがハウルをやってたっけ…。


え、これでおしまい?


と思ったら、アンコールがありました。

⑨ 『天空の城ラピュタ』より「君をのせて」
これも名曲ですね。

⑩ 『E.T.』より「フライング・テーマ」
最初と最後は、やっぱりジョン・ウィリアムズの壮大な曲!

エリオット少年とE.T.が自転車で空を飛ぶ名シーンが目に浮かびます。

『E.T.』フィーバーが起きたのが1980年!?

息子が「知らない」と言うので、「テレビで一緒に観たじゃん」(数年前にテレビでやってた)と言うと、「一回観たぐらいで覚えてるわけないじゃん!」と逆ギレされました。

まとめ

ということで、全10曲。

全て私の知っている曲で、『リトルマーメイド』以外は映画も全て観ていたので、音楽と共に映画のシーンや、映画を観た当時のことが思い出されました。

ちょっと敷居の高いオーケストラが、ぐっと身近に感じられたステキなコンサートでした。

観客の中に、どれくらい互助会員がいたかわかりませんが(さすがに、運動会の時のように「キャー」と奇声をあげる人はいませんでした。)、美香さんが時折、客席に向かって手を振ったりしていたので、何かアピールしている互助会員さんがいたのかも?

そして、帰り際に、オーバーザサンの運動会で配布されたうちわを持っている人を見かけたので、やはり「オーバーザサン」を聞いて、やってきた観客がかなりいたと思われます。

「推し」の推しているものを共に体験し、世界が広がるのもまた一興。

私に半ば、だまされて連れて行かれた息子も「よかった」と言っていたので、連れて行ったかいがありました😊

美香さんと新日本フィルハーモニー交響楽団のみなさんに感謝!!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

暑い日が続いていますが、どうぞご自愛ください。
OVER !

すみだトリフォニーホールを出たところで見えたスカイツリー


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