クラロワ | 2017年9月22日は、ホバリング砲が登場した日。鳥人間コンテスト?
おつかれさまです、kabutomです。
「クラッシュ・ロワイヤル」(クラロワ)の歴史をカジュアルにふりかえるシリーズ企画「 #クラロワ今日は何の日 」。今回は、9月22日です。
【2017年9月22日】は、クラロワにホバリング砲が登場した日。鳥人間コンテスト、かな?
2017年9月22日は、クラロワに新カードの「ホバリング砲」が登場した日です。
6月11日のアップデートプレビューで4枚の新カードが順次登場することが予告され、7月に60式ムート、8月にメガナイトと来て、9月に登場した3枚目がホバ砲でした。
2017年9月20日に、クラロワ公式Twitterが謎の画像で新カードを予告(英語・日本語)。翌日には「ホバリング砲」という名前とカード情報が公開され、翌々日の9月22日に先行入手チャレンジが始まりました。
そして、約1か月後の2017年10月7日に正式リリース日を迎え、宝箱などからふつうに排出されるようになりました。
ホバリング砲(Flying Machine)とは?
ホバリング砲(Flying Machine)は、4コストの飛行ユニットです。英語名を直訳した場合の”飛行機械”も味がありますが、日本語正式名の”ホバリング砲”だと性能がパッと分かる気がします。ローカライズって奥が深い…
このホバリング砲は、クラクラでおなじみのマスター大工の発明品です。動力はまさかの人力で、よーく見ると本体下部に足とペダルが見えています。つまり、鳥人間コンテストに出場できる機体ということですね。
ホバ砲は、レア度が下から2番目のレアということもあって特殊な能力は持っていません。空を飛ぶ以外には、遠距離・単体攻撃のユニットというだけのシンプルな性能です。
しかし、彼の長所はまさにこの遠距離攻撃にあります。ホバ砲の射程:6に次ぐ飛行ユニットは、2023年現在でもスケドラ・ベビドラ・ライドラ・インドラの射程:3.5ですから、明らかに1体だけ群を抜いていますよね。
ホバ砲とは、言うなれば「空のマスケット銃士」なのです!
一方、彼の短所は呪文に撃たれ弱いこと。ファイボ・ポイズンなどの呪文で簡単に処理されてしまうのは、大きすぎる弱点です。4コストのホバ砲が3コストのメガゴより低HPだというのは、よくよく考えると釈然としない気もしてきますが……
まとめると、「飛行ユニットで唯一無二の長射程を持ちながら、呪文に弱い紙装甲な鳥人間」。それがホバリング砲のアイデンティティです!
カードの歴史(2017年~2023年)
このカードの歴史を、バランス調整を中心に振り返ってみましょう。(クラロワ攻略メモ Wiki)
2017/09/22 チャレンジ
2017/10/07 リリース
2017/10/09 カード画像刷新
2019/04/01 下方修正(攻撃速度:1秒→1.1秒)
驚きの短すぎる年表! 調整回数がこの6年間でたったの1回だけです。いやー、ここまで変化のないカードがクラロワに存在していたんですね!
裏を返せば、調整する必要がないほど最初から完成されていたカードだとも言えますし、その後の環境変化で刻々と風向きが変わる中でも安定して飛びつづけてきた証でもあります。
ここでホバ砲史のトリビアをひとつ。ホバ砲がゲームに登場してからわずか17日でカードデザインが変更されたことは 日本の若者の7割が 知らない豆知識でしょう。現デザインの方が”樽っぽさ”が増した気がしなくもない?
よく使われているデッキ(2023年9月)
このカードはどんなデッキで使われているのでしょう?(RoyaleAPI)
ホバ砲の使用率1位デッキは、親衛隊ロイホグデッキでした。相手がファイボを打ちたくなるカードが3枚も入っていて(ロイホグ・ホバ砲・ザッピー)、相手を”ファイボ枯渇”させるのがこのデッキのコンセプトです。
昔からある定番デッキの1つではありますが、2023年9月に見習い親衛隊が限界突破されたことで人気が再浮上したようです。
そして、使用率2位はエリゴレデッキ、同3位はラヴァ・ディガーデッキでした。共通するのは、いまの環境カードである進化ババ(限界突破バーバリアン)が入っていること。バーバリアンとホバ砲で、”ファイボ枯渇”シナジーを活かそうということなのでしょう。
あまりの進化ババ人気ぶりに、次回のバランス調整では下方修正が来るというのが大方の予想です。きっとホバ砲周りにも影響が出ますね。
よく使われているデッキ(2024年9月)
現在このカードはどんなデッキで使われているでしょう?(RoyaleAPI)
2024年も、ホバ砲使用率1位デッキは、親衛隊ロイホグデッキでした。サブユニットを変えつつ様々な型が上位にランクインし、ほぼ親衛隊ロイホグ専用カードと言っても過言ではない占有ぶりになっていました。
限界突破スロット2枠の使い方として、8月にリリースされたばかりの進化ゴブ檻と進化親衛隊をチョイスするのが今のトレンドのようです。
親衛隊ロイホグ以外のデッキを探すと、使用率2位にラヴァディガー、8位に巨スケクローンが見当たるくらいでした。新呪文ボイドの人気でファイボが減っている今はホバ砲が舞えるチャンスなはずですが、うーん。ホバ砲の新たな活用法が開発されるには、進化を待たねばならないのかもしれません。
◇
今回はここまで。
それではまた次の「 #クラロワ今日は何の日 」でお会いしましょう!■
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+ 関連:コンセプトアート
ホバリング砲のリリース日(2017年10月7日)から約4年後、クラロワ公式Twitterがシュッと投稿したのが下のコンセプトアートです。「ホバリング砲」ではなく、「吹き矢バレル」になってたかもしれないですと!
ちなみに、吹き矢ゴブリンが登場したのが2017年1月のこと。”吹き矢バレルがぽしゃって吹き矢ゴブリンに生まれ変わった”という訳ではなさげです。
「ホバリング砲」と「吹き矢バレル」。みんなはどっちが強いと思う?
+ 関連:ホバリング砲は現実世界で作れるのか?(クラロワ空想科学)
2020年7月、クラロワYouTuberのきおきおさんが前代未聞のコラボ動画シリーズを公開しました。そのお相手は、マンガ・アニメ・ゲームの世界を科学的に検証してしまう「空想科学」の第一人者柳田理科雄先生です。
第2回のテーマは「ホバリング砲は現実世界で作れるのか」。
一見ファンタジー要素が少なめに見えるホバリング砲に、あんな事実やそんな苦労が隠されていただなんて……
この動画を見る前と見たあとで、ホバ砲を見る目が変わってしまうことは間違いありません!
+ 関連:当時の紹介動画・記事
▽ドズル
▽きおきお
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+「#クラロワ今日は何の日」とは?
「 #クラロワ今日は何の日 」とは、「クラッシュ・ロワイヤル」(クラロワ)の歴史をカジュアルにふりかえっていく、筆者kabutomの年間企画です。2023年を通して、note・X(Twitter)・Instagramで展開しています。
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それでは、また次の記事でお会いしましょう!(kabutom)
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